2017年7月25日火曜日

上場会社が現金流動資産を内部留保する

投資家集団が余剰資金を出し合い投資事業目的の匿名組合などを組成して株式市場で投資する場合、投資ファンドの代表は他人資本と自己資本が混在した組合財産を投資する。ここで、他人資本であることから一定の期間に想定する利益を上げなかったり、目ぼしい投資先が見つからなければ、投資に供されない内部留保に等しく、投資を引き揚げられて利益額は少なくなる。預金や自身の株式投資ではなく、投資ファンドをバイパスする理由は、投資額が大きくなる場面での展開や多額の資金運用窓口を統合する理由などがあろう。日本の国内総生産における成長率が0乃至1パーセント、預金利息が1パーセント未満、株式投資の平均パフォーマンスが6パーセント、年間で締める会計期間を導入すると、投資ファンドのパフォーマンスは年間10パーセントは要求されるし、仮に6パーセント未満であれば、投資家其々が株式投資すればよく、ファンド組成の意味が無くなる。また、鉱山開発やインフラなど会計期間を超える投資期間や投資継続が要求される場合、1年間の定期パフォーマンスは将来のリターンを組み込み難いという場合がある。ここで、更に株式会社の株式を購入するとして、所有と経営が分離した上場会社に投資すれば、投資家の投資資金は会社所有を通じて会社の内部留保の扱いに注目することになり、これが、内部留保を考慮した株価に比べて市場株価が低い場合にその意義が先鋭さを極める。投資家から集めた資金を投資しないままにすれば投資ファンドの代表は責められるのに、更にその資金を投資した会社において内部留保で投資しないままにすれば会社代表は責められなければ一貫性がないというように。株主資本主義や企業統治の視点から、株式市場で資金調達し得る上場株式会社が現金を内部留保することは資産の循環を停滞する遊休資産にするものとして間接金融ではなく直接金融として、投資家が求めるリターンに比較したリスクを投資家がとっているに見合う投資を会社が怠っており、とする考えにある。経営側からすれば、株主総会で承認された以上、内部留保は使途は不明であるが投資資金や運転資金として留保する、投資ファンド株主の言い分はそもそも他人の褌で相撲を取るようなもので、少なくとも事業リスクにおいては自らリスクを取っていない、という意識が根底にある可能性が高い。例えば不用意にリコールを求められて特別損失を計上する場合のリスクとして、このような可能性の為に内部留保をするとすれば株主に対する説明責任は果たし難いかもしれないし、このような危機が顕在化するときに新株発行して資金を用意できるか、銀行が金を貸すか、といったリスクである。この類は、明確に事前説明はできないけれどなんとなくそんな感じの機会がある、危機があるかもしれないというもので、会計帳簿からは計り知れない可能性がある。集めた金と、稼いで貯めた金の扱いを分ける考えに近い。投資ファンドからすれば、経営側は自己資本を投じていないので、他人の褌は経営側にこそあり、内部留保で使わないのであれば自己株式取得か配当で株主還元を図るべきとする。例えば定期的に魅力的な企業が買収対象として上がりその機会に内部留保を充てる為、使途不明の資金を用意しておくか、改めて銀行融資を頼むか、という判断で、非両立関係ではないが、銀行融資を頼れば銀行の意向を無視できなくなる、金利が掛かるなどの理由で内部留保を図る向きもあろう。

2017年7月21日金曜日

単位空間収益率を上げる為の工夫をする

ある事業や生活を組み立てる場合に、その事業や生活に先行して土地を取得し建物を建設するという流れとなる為、銀行融資に頼り、実態の稼働と建物のスペックが不釣合いになり、この不釣合いがオーバースペックとして事業資金や生活資金に占める割合が大きくなり、事業破綻や家計破綻を引き起こす。例えば洋服を買うのであればサイズは明らかであろうが、事業や生活は変化を伴うし、それに先行すれば尚更で、不足を避けるべく大きな規模になりがちである。銀行や不動産や建設業者からすれば、客先が融資に頼り、自己資金ではない以上、より大きな規模である方が売上や金利や仲介手数料に貢献するから、客先との利害は実は対立しがちとなり、より大きな規模で買わされるというバイアスがかかる。しかし、未来永劫変化なく続ける事業はなく、子供部屋を作ってもそれを使う期間は20年程度、すると子供部屋部分はいずれ空室になるが、銀行融資は35年間だったりする。郊外住宅地を観察すれば、一軒家に高齢者女性のひとり暮らしが当たり前で、子供は独立し、旦那は先に亡くなっている。こうなると、銀行融資は融資期間に関わらず、子供が独立する迄に、更に旦那が健在な期間に繰り上げ返済して返し切り、結果、子供が自宅で生活しないならば、土地建物を売却して規模を縮小したマンションなどに転居するのが、バランスで、これが、子供の教育に一番金のかかる時期に重なることが、資金ショートの原因となる。この類の計画は、銀行などの登場人物では利害が対立する部分で、そのような生活費を計画するならば、その部分を金利に充てさせることが、利益になる。このような次第で、計画性を失った不動産は公売や競売にかけられている。

2017年7月20日木曜日

参議院議員が二重国籍を解消した

1967年11月28日、台湾籍父と日本籍母との間に設けた台湾籍娘が1985年改正の国籍法2条1項で日本籍母を理由に日本国籍を追加取得して適法に二重国籍を取得したが、台湾法による国籍選択もせず、日本の国籍法14条1項の規定する22歳までに、同2項の規定する日本国籍を選択して台湾籍を放棄する宣言をしないままにし、1994年日本籍男性と結婚し、1997年2子を設け、2004年参議院議員に当選していたようで、その子が未成年であることから日本国籍選択宣言日が記載された戸籍謄本の公表を控えていたとの報道がある。公職選挙法10条1項2号は、30歳以上の日本国民に参議院議員被選挙権を認めているため、国籍法に従い、日本国の国籍選択をしておれば30歳時に二重国籍は生じない。国籍法に反して日本国の国籍選択をしないままであっても日本国籍を有する以上、公職選挙法には抵触しない。国籍法違反が、どの段階で認められるかという問題と、その認識が国籍法以外の法令に反しないのであれば、政治上の投票判断に晒された上での当選か、という問題で、台湾を国と認めていない立場であれば、国籍選択の選択肢に入らないという認識に至るとすれば、それが以上の国籍法違反の認識にどのような影響を与えるのか、という問題になると思われる。大学入学、就職、免許取得、渡航、結婚、出産、立候補といった人生の場面で、台湾籍が問題とならなかったのか、という視点があるかもしれない。国籍法は、旧法が日本籍父を国籍要件とし、改正後も、平成20年6月4日最高裁大法廷判決で旧法3条1項が法令違憲判断を下されるなど、血統主義や平等主義の視点からみて、不備のある法令という意見もあるようで、このようなことが問題を複雑化させる可能性がある。

2017年7月12日水曜日

総理大臣が選挙の応援演説をすること

総理大臣が東京都議選で、内閣総理大臣として応援演説をしたことが公務員の地位を利用した選挙運動として公選法に違反するとして刑事告発されたとの報道がある。しかし、総理大臣は、国家公務員法第2条3項1号の特別職国家公務員であり、応援演説は特定候補者への投票を勧奨する選挙運動であるが、総理大臣は、東京都の行政執行権を行う地位になく、選挙運動により都民や公務員など、都の行政執行を有利不利に受けうる者に対する地位を利用したと言えない為、公職選挙法第136条の2第1項1号には違反しないと思われる。ここで、弁護士のブログなどを確認して、どのような発言をされたのかを記憶しておく必要がある。弁護士の相当数が判断を誤るとすれば、一般国民が判断を誤る可能性はより高く、罰則を伴う法規制として違法性の認識に至るハードルが高過ぎる可能性が高い。このような罰則は一般国民を不意に処罰する可能性が高いので廃止すべきである。同じように、防衛大臣が、都議選で、防衛省・自衛隊、防衛相、としても、お願いしたいとの応援演説が、自衛隊の政治利用として、問題視されるが、まず、大臣自身が問題ないと考えたように、大臣は隊員ではないので、自衛隊法61条に定める自衛隊の政治的利用に当たらない。行動が違法でない以上、発言は政治的な表現の自由として最大限の尊重をしなければ、自由な討論と評決に向けた素材としての政治的意思表明ができなくなる。大臣が、おそらく自衛隊の憲法上の問題として、都議選でこのような発言をしたのか、都議選は国政選挙ではないのに、無意味ではないか、と思われるが、前段の議論とは別で、現在の状況を見れば明らかなように都議選の結果が国政に影響することを踏まえて、このような発言をされたのであろう。後々国会で問題になると思われるが、都議選の結果が、国政で自衛隊の憲法議論に影響してしまう。これを予見した発言なのだろうが、法解釈ができない議員に雰囲気と声の大きさで押されて仕舞う可能性がある。

うさぎ小屋でモノ消費するか小屋を出てコト消費するか

癌の闘病生活を報告するブログの人気が高かったが、それが終わると同時に離婚協議を報告するブログが人気となり、ブログのアクセス数という広告価値が移転した。そこにモノとカネの交換はなく、自己の私生活など経験を情報として発信することに対する関心が、第三者からの評価となって資産価値が認められる仕組みになる。ここに報道という第三者の媒介を許せば、情報の切り取りや評価が加えられて、発信者からすれば正しさの担保がされない不安となり、閲覧者からすれば、情報の正しさを発信者が担保してその責任を負う正しさの担保となる。報道からすれば、これは一方からの情報で、他方からの情報がない限り正しさの担保として不十分と考えるかも知れない。モノ消費であれば一回的消費で経験されたものが、コト消費ではそれに情報が加わり時間の経過という変化が避けられない。例えば行政書士やコンサルタントやカウンセラーがセミナー商法やスピリチャル商法をするというコト消費を売ることにおいて問われるのは、後から検証して、改めてその行動をとるか、ということだと思われる。

2017年7月10日月曜日

連続青酸殺人事件で全て弁護士に任せた被告人が弁護人が無罪主張の10日後に事実を認める

裁判員制度の公判前整理手続で1回2万円ほどの報酬を2年以上費やして、135日の公判期日を組んだ事件の手続で、捜査段階で自供していた被告人が公判で一転、弁護士に任せたといい、弁護人が責任能力なしとして無罪を主張した公判で検察官の質問に被告人が事実を認めたとの報道がある。被告人の主張に関わらず弁護士が過剰弁護の主張をして被告人が不利になることがないのか、不要な争点の為に莫大な税を投入する制度の相当性が問われる。弁護人とすれば、結論が死刑であれば、量刑は意味がなく、報酬のためには不要な争点を提起して裁判を長引かせるかも知れない。ネット上の言論を見るに弁護士制度の信頼が失われないか心配になる。

2017年7月7日金曜日

大株主が手持ち株式を売却せずに上場株式の株価を下落させる行動をとる動機

上場会社が経営の失敗で想定外の債務を負担して事業を売却したり、第三者割当増資で支援を仰いだり、法的整理を求めるなどの場合がある。経営する取締役等経営陣が自社株を持たないような、所有と経営が分離した株式会社の場合、自社の株価は経営陣の資産を毀損しないため利害が相反することは少ないかもしれないが、創業者が上場時に自社株を割当られたり、社員持株会やストックオプションで自社株を保有したり、賃金で株式を買い進めたり、といったことがあれば、自ら株価を下げるような行動をとれば自身の資産を毀損するためこれを回避する判断を優先することがあり得る。これは、債権者や支援側から見れば保身に映り、他の株主からみれば株主資本主義の重視即ち株価安定の材料に映るかもしれない。ここで、経営陣自ら最大比率の持株を有するのに、有利子負債が数年間の純利益で賄えるレベルであるも、簿外の債務負担が予想されるとして法的整理を申し立てる理由は何処にあるのか。仮にその情報から一株あたり純資産が株価の20倍、簿外債務を見なければ清算価値で株価の20倍になるというのであれば、尚更疑問符が付く。

2017年7月6日木曜日

上場会社の株式過半数を経営陣が有する資産管理会社で保有する

上場会社の株式過半数を経営陣の有する資産管理会社で保有する場合、その上場会社が経営権を維持する民事再生法を申請すれば、資産管理会社の株式価値は毀損するが、市場の約半数株式も同様となる。ここで再生手続が維持されればこの株式は再生計画如何によるが、あるスポンサーが事業を買収して得た売却代金を再生計画に盛り込み、数年間の弁済と債権放棄をすることで、再建を図ると思われる。ここで、株式の100パーセント減資をするか否かであるが事業がそのまま再生会社に残る場合は旧株主資本を償却してスポンサー宛に新株発行すると思われるが、事業買収が伴う場合にはその必要はリンクしていない。ここで、会社更正法ではなく民事再生法を申請する理由は、この過程で経営陣の意思決定を維持することにあり、これは価値が毀損する資産管理会社の株式価値が影響している。ここをコンフリクトと捉える向きもあり得るが、資産管理会社の株式価値を無視できない以上、それを毀損するような意思決定は取り難いという側面もある。次にこの過程で下落する株式を買い占めることがあるか、債権者が再生計画に異議を唱えるか、その判断は破産に移行する場合との考量によることと、破産に移行すれば資産管理会社の株式価値は清算価値になり、将来の利益を見込んだ収益還元価値を失うという側面に駆け引きの基底がある。ここで、債権放棄の合意が得られれば、特に、債権者数が大口少数の場合には債務資本振替などの手法に切り替えて申し立てを取り下げることもあり得るので、この見込みが株式買い占めの動機となる。債権者が利益について引当金を償却して欠損を計上すれば幕引き、逆に株式振替で連結対象にしても債務負担分だけ欠損繰越となると思われる。

2017年6月21日水曜日

外的環境が意思決定に与える影響は投資や消費に応用できる

昨日から関東も梅雨入りのようで大雨が降っている。このような天候の場合、買い物を控える方が多く、賞味期限の短い商品が叩き売り価格となる為、纏め買いと冷凍保存で消費の削減や節約が捗る。近年では、ファミリーマートでも安売りコーナーがあり、他社よりも量の多い商品が格安になることがある。以前、公売の入札期日に大雪が降り、凍結した路面を歩いて会場に向かい、土地を落札して数年間毎月数万円の地代を得ることができた。投資の場合、落札できるかは運であるが、そのような確率の場面で悪天候になれば、可能性にかけてまでわざわざ遠出することを控えることも考えられるので競争は少なくなるかもしれない。その時も、なぜこのような物件に応札が少ないのかと疑問に思われた。

2017年6月20日火曜日

桶屋が儲かったので風穴を開ける

情報通信技術の進展によりCDという音楽媒体を必要としなくなり、CDというデジタルを売るモノ消費型ビジネスモデルから握手や投票等、劇場参加というアナログ的なコト消費型ビジネスモデルに転換する時代にあり、このときの購入動機の実質はCDではなく体験にある。その対象が女性アイドルだとしても、購買対象はグループとしての楽曲、そしてその構成員との握手や投票にあるが、その構成員の私的な交際関係は購買対象の動機や条件として結び付きが弱い為、構成員の私的な交際関係を理由とする購買関係の解消は不可能と思われる。ここで可能とする判断は、例えばその対象が男性だった場合にどうなるのか、仮に交際関係が握手や投票前に判明することで全体としてどうなるのかを検証するのが良く、これらは総合判断の一要因に過ぎないことが明らかになる。ここで判断を誤ることはおそらく女性の処女性に経済的価値を見出すことに共感する思考形態として思想の後進性や未熟性を示すと思われ、仮に専門家としての評価であればその見識に疑問を生じさせる契機となる。

自由を求めて閉じた世界に迷い込み洗脳される

それぞれに与えられた時間は平等であっても、生まれたときには既にルールや貧富の差や土地建物といった資産の所有権が先行して存在し、その上で後発的に自由を得る為には既にある物事を破壊するか、その物事から自由である地位まで登り詰めるしかない世界では、既にその道程が閉じていて暫くの自由の制限を甘んじるしかないことが多い。例えば学歴を得る為の学業という時間制限過程のように。ある物事やリソースがそのような理由で制限されるとき、その制限において避けることのできない要素に毒を盛る、又は関所を作って関税を取るということができる。例えばキューブリックの映画博士の異常な愛情で、ソ連は水ではなくウォッカを飲むのは何故か、飲み水にフッ素を混ぜるようになった、という下りがある。それか占領下の日本で、以前は井戸水であったところが水道に替えて消毒の為に塩素を添加する、というように。現代であれば、ある思考の元で情報を自ら探したように見えてその情報に毒を盛るということがあるかもしれない。本来は、より自由な物事に制限を加える場合はその制限に応じた責任が付随するはずであるが、民主主義社会では多数決による決め事の為に少数者に対する責任は放棄される場合がある。

2017年6月10日土曜日

不動産売買をするときの税金を払う

不動産売買で、印紙税に加え、買主は登録免許税とその後の固定資産税を、売主は譲渡所得税を負担する。譲渡所得税は簿価以上の代金で売却する場合に発生するが土地建物を購入した場合に建物部分は減価償却を計上する為、取得価格から減価償却分を控除したものが簿価となり、経年により償却期間が近付くにつれ土地取得価格の簿価に近付くことになる。ここで売却価格を取得価格から見た損益で計算すると譲渡所得が発生することがある。取得価格のうち、都市部は土地価格の比率が高く、田舎や郊外であれば土地よりも建物価格の比率が高いことも多く、更に、木造か鉄筋かによって償却期間も異なる為に、土地建物の価格が売却時の課税負担に与える影響が様々で、配慮を要する部分となる。減価償却による損失計上は景気に左右されることなくキャッシュフローを改善又は将来に持ち越す意味合いがある。他方、売却時は減価償却の具合により土地価格の比率が少なければ課税負担がキャッシュフローに影響することが多くなる。更地渡しで要する解体費用をどのように計上するか、賃借人を付した状態で売るか、立退き料を負担したあとに売るか、といった取引態様に関わるので、慎重さが必要な場面となる。

2017年6月7日水曜日

掃除機メーカーが電気自動車に参入する可能性

掃除機メーカーが技術者を大量雇用するとの報道で思い出したのがアップルが音楽プレーヤーに参入して携帯電話市場をスマートフォンに塗り替えておさめた過程だった。電気自動車の鍵となる技術はバッテリーとモーターそして給電時間を短縮するシステムで、実は電動掃除機の基本技術で転用する射程圏内にある。ここで小型モーターとバッテリーを開発する事業を買収する資金を得られるだけの市場を押さえて掃除機で小銭を稼ぐことで自動車産業と競争を避けつつ知的財産と技術の集積を図ることができる。最終局面では電気自動車産業に参入することを表明するだけで投下資本は回収できる。

2017年6月3日土曜日

ドル全て売却後の午後9時からナイアガラ

固定資産税の納付が近づいてドル高に戻したので全て円に替えた直後、1円以上ドル安に振れた。このままおそらく来週の株価に影響するが既に売却してポジションを閉じている。推測では15日あたりが半島有事のリスクがある為、少し純金にシフトしてバランスを考えている。消費税と関税を免れる為に、日本円が韓国に流出し、純金が日本に流入している為、これを狙った事件が報道されるようになった。カネ余りと半島有事を考えた動きと連動しているのか定かではないが、紙幣は信用が無ければ紙くずであるから、消費税を増税するほど犯罪収益を問わず日本に向かい黄金の国に近付くという状況にある。

2017年6月2日金曜日

合衆国がパリ協定を離脱してドル高株高の中ポジションを手仕舞いして半島での戦争に備える

合衆国がパリ協定を離脱したことが皮肉にも好感されてドル高株高に至り、年金問題を個人的に解決して手仕舞いした方々が多いと思われる。年金基金も多額の含み益を出していると思われるが、この時期でのこの展開は売りのサインと思われて、近く、軍事的衝突の可能性があると思われる。その時が証券や債券の投資機会を提供する。環境問題がもはや政府のレベルの問題ではなく巨大化した個人や企業のあり方の問題である以上、政府が法規制や協定で解決するには限界があるという捉え方であろう。地球の裏側からジェット燃料を使ってじゃがいもを輸入したり、オリンピックプール分の淡水を使って育てた牛乳を地球の裏側から運んで、半分食べるも半分は廃棄するという状態を政府がどうこう言うのであれば、より大きな政府が不利になるという主張も出てくるだろう。飛行機1時間で国境を越えればサッカーグランド数十枚分の熱帯雨林を伐採して焼き払い小麦畑にしているのだから。

紙財布、ゴムバンド、マネークリップを使えるのか

サラリーマンのお小遣いが平均月4万円という報道から財布に入れる金額は1万円4枚が最大で月末にはゼロに近づく、又は毎週1万円程度を補充するという人が多いかもしれない。すると金銭の質量に対する財布の質量が大きくなり、その程度の金額の為にそんな重たい財布を持つのかという疑問が生まれる。余計な物は持たないし消費は控えて貯蓄する主義の方にとっては財布は現金の保管場所ではなくカードや領収書の保管場所になっている可能性が高い。スマートフォンやカードや電子マネーでの決済が可能な時代に財布を持つことは必要なのか。現金をカードケースに忍ばせて、実際は使わないスタイル、合衆国で流行りの紙袋や包装紙のデザインを転用した小さな紙財布の自作、マネークリップも重たい金属製が多く、丸めてゴムバンドで縛るスタイルも検討に値する。

2017年6月1日木曜日

円高で抱えた損失の為に丸亀製麺半額セールは諦める

円高が進行して5000ドルあたり100ドル程度の含み損を抱えて更にドルを買い進める為、円が不足して節約節制が捗り貯蓄が進む。月末の収入を半分ほどドルにしてポートフォリオのバランスを取られている方も多いのではないか。すると今月は初めから円は不足して消費の削減に向かう。昨日は、ユニー系列のスーパーで、おつとめ品のもやしが税込16円となっていた為これにシーズニングを添加して本日一食浮かし、ドルが戻したときに2万円程度の買い物ができるように外貨貯蓄に励む。他方、月額数万円の定期収入となる仕事の依頼を断って、自分の時間を優先もした。ある程度の賃料収入を得て、それが労働収入に匹敵するようになると、自分の時間の価値が重要度を増してくる為、仕事の選択が精確になる。既に他の方がされているような仕事をして競合することも少なくなり、他の方に仕事が移るもそのような仕事を持って行ってくれてありがとうという気持ちになる。そのような競争や競合から解放されて得られたリソースを残された仕事や趣味や投資や思索に割くために、質が向上して投資や事業での判断を誤ることが少なくなる。稼ぐという方法論や予定に合わせて速度にリソースを割くことが無くなる。最終的には年数回の機会に数百万円の含み益が出る取引をして資金獲得を終える生活になるのではないかと予想している。

2017年5月31日水曜日

数十年間変わらない風景に呑み込まれる不動産

再開発を繰り返す東京都心から離れると子供の頃から変わらない風景となる。不動産の価格を見ていて、安く思われる物件は大抵このような郊外の物件で、魅力的に思われることがあるが、風景が変わらないだけに今後は注意が必要となる。それは買ったら最後、売るに売れないという問題になる。課税標準額に1.4パーセントの固定資産税、更に都市計画税を負担される場合もあるが、全体の13.5パーセントは空き家で、将来20パーセントを超えるとの予測も出ている。更に空き家対策の立法や法改正が続き、200平方メートルまでは課税標準額6分の1、それ以上は3分の1という軽減措置が、空き家を条件に撤廃又は改正されるという報道もある。空き家を放置することが規制され、空き家を除去すれば軽減措置が受けられず、空き家のままでは将来課税強化されるのではないか。すると賃貸を含む需要の少ない郊外では不動産の供給圧が掛かり価格が更に下落するかもしれない。これは賃貸物件の賃料に影響する事情になる。従来の感覚で判断すると判断を誤る可能性が高いので、注意が必要となる。地方都市の駅前商店街は、いわゆるシャッター街と言われるように閑散としていることがある。実態は、自宅兼店舗で、賃料の負担なく、税制面の優遇措置を受けて家業で十分に稼いで家業よりも不動産賃貸に転換している業態の見た目廃業店舗も多いと聞く。すると、ここで自宅兼店舗を執着なく売るか、シャッター街店舗を格安で貸すか、などの判断をされる。これは、場合によっては商店街を閑散に追い込んだモール型商業施設に影響を与える要因になるかもしれない。この種店舗は立地に優れるも、自動車を利用した購買に不向きだったことがマイナスに評価されたからで、他方、現代の若者は既に自動車を乗る方は少数派、ここ20年間で5分の1位に減っており、電車や自転車で移動しているからである。個人の所有であれば、自宅兼店舗建物を空き家かつ賃借人がいないことから解体すると現在なら固定資産税が地積により約6倍になる場合があり、月極駐車場やコインパーキングを検討される方も多い。ここで、敷地を砂利ではなくアスファルト敷にして小規模宅地の特例の貸付事業用宅等として相続時に200平方メートル未満50パーセントの評価減をして相続税対策をされる方も多いと思われる。問題は、将来的に自動車の保有台数が減少する世代に対する駐車場の需要と供給のバランスが合うかどうかとなる。ここで同様の流れがあれば駐車場の供給が多くなり、相続税対策としての駐車場が利益を生まないまま寝込む可能性がある。

2017年5月30日火曜日

登龍門を目指して逆流を川上に向かって泳ぎ切る

例えば通勤や通学が辛いときに、自分が流されていないか、いつ何処でこうなったのかを考えることが大切と思う。そして流されるときは、大抵より楽に流れに乗る思考で大勢による結果が辛いというのであれば、逆流に向かって登り詰めることが必要かもしれない。大勢の逆を行き、大元を抑えるという思考で振り切らない限り、すぐに元の流れに戻されてしまう。例えば毎月売り上げてもその入金の殆どが賃料や賃金に消えてしまうという場合に何のためにやっているのか分からなくなり辛くなるというならば、それは、賃料や賃金の為にやっているのであって、それが辛いのであれば反対側の賃料や賃金を受け取る側まで逆流を登り詰めなければ状況は変わらない。賃金を受け取っても毎月の家賃や住宅ローンの支払いで消えてしまうというのが辛いならば、やはり、その為にやっていることを認識した上で、反対側の賃料を受け取り、住宅ローンの支払いを受け取る側まで逆流を登り詰めることが必要になる。何事にも登龍門という場面があって、そこを通過しない限り、川幅は狭くなるかもしれないが状況はあまり変わらない。これは例えばポテトチップスを買うのをやめてじゃがいもを割引で購入して自らシーズニングを使って作る、更にじゃがいもを切って植えて自作するという場面でも問われる。このような対応ができないならば何時迄も消費者側として、労働という企業にとっては原材料を提供して、賃金を貰い、その賃金を、じゃがいもという原材料ではなく、付加価値が加算されたポテトチップスの代金として支払って消してしまうという循環から逃れることはできない。賃料の支払いもこれと同じようなことと言える。

2017年5月28日日曜日

喫茶店や外食店、新幹線の利用を控えて浮かした数万円差で物件を落札する

以前、毎月数万円の地代が発生するビル底地を落札したが、数万円差で次順位買受申立人がいたことがあった。価格差はひと月の地代程度で回収される。このような経験をした際に、なぜ当方が最高価買受申立人になれたのか、なぜ次順位買受申立人は次順位だったのか、と検証する。値決めは殆どその時勢の相場観によるが、最終的には日頃から物件が発生する前から何らかの物件が発生することを想定して準備をしておくということに尽きる。例えばある物件が上場会社の本社敷地の隣地であって、その会社がその物件の存在に気が付くのか、気が付くとして、入札期間までに資金を用意して、社内の稟議を終えて価格を決めて応札できるのか、という検証をする。この場合に会社の規模から手続きの期間や工程でその応札に間に合わないということがあれば、単純にシステム上の原因で買うことができなくなる。次に資金手当てを準備する必要があるが、これを銀行融資によると銀行の決済を待つことになるがこれが入札期間までに収まらなければ同じ原因で買うことができなくなる。このようなことがあるとすれば、例えば不動産投資に限らず事業全般に遅れをとることが推測される。それは速度では回収し得ない、早くない、というだけで負けるシステム上の不利と言える。そうすれば、始まりの遅さを表面上挽回する名目で、夜行バスよりも数万円高い負担をして新幹線に乗り、到着するや、新幹線で早めた時間をスタバでの作業で使い、入札すれど落札できない結果となる。その時のコーヒーは数万円の価格に等しく、更に落札できないその一日は無駄な時間に転換する。以上の原因で、常日頃から数十円レベルの節約を徹底して貯蓄に励み、また、それを流動性の高い証券や為替で運用して、来るべき不動産投資機会に準備する必要がある。

2017年5月26日金曜日

原油ETFを事前に購入してガソリン代を節約する

金、原油、為替の動きが激しさを増している。収入を全て不動産投資に充てる為に収入を消費することなく純金、ドル、証券に代えて運用し、価格が上がった物を売って得た収入を消費に充てることで節約をする。例えば、燃料費が月10000円であれば、ガソリン価格の高騰で燃料費が月11000円になるが、月の消費量は継続的に発生するので少なくとも年間の燃料費を原油ETFを事前に買い、値が下がれば更に買い詰めることで価格高騰をヘッジすることができる。例えば今日原油ETFは約5パーセント下落したが、年間消費額12万円の投資であれば6000円の損失となるが、このような場面で順次買い支えておいて、値を戻したときに売却して給油する。大抵、少しのタイムラグでガソリン価格が上がっているが、原油ETFの価格高騰と売却益で給油している為、価格高騰とは無関係で、うまく運用すればガソリン代がタダに近くなる。

2017年5月25日木曜日

大統領が情報の機密性と開示を判断することを交渉材料にする

合衆国の大統領がロシア外相に機密情報と情報源を漏洩したとの報道があり、為替相場が動きを激しくしている。機密情報の機密性の認定や解除についてどのような規制があるのかが分からないので判断に迷うところである。諜報機関や報道機関が情報の信頼性を置くのは客観的事実と情報源の信頼性にあるから信頼できる筋に信頼して貰うという相互信頼関係を構築し、維持することが重要になり、この信頼性を失えば情報不足や不確定な情報を元に意思決定や行動を決めることになり、前線で事務処理する方にとっては死活問題になる。ヒッチコックの映画トパーズで、合衆国の諜報がソ連のキューバに対する軍事機密を得るべく、中立にありキューバの上層部と友人関係にあるフランスの諜報を通じて情報を得るが、その場面にフランスの諜報がいたというだけで彼の筋の信頼を失い関与した者が命を失い、諜報本人まで危機的状況に陥る非常に機微に富んだスリリングな展開を思い出した。

2017年5月22日月曜日

騎士団長殺し第1部を読み終えて神戸異人館を散策する

騎士団長殺し第1部を毎日少しずつ読み過ぎないように思索を巡らせながら読み進んでいて、先日、第1部を読み終えたところで神戸に出張があったので神戸異人館を散策した。坂の上の異人館で、ふくろうの置物と神話について、ふくろうは日本では死の象徴とされる反面、現代は商売繁昌の意味、ローマでは技術、職人の神の意味があると記されていた。オーストリアの家では、産まれたときから白髪のモーツァルトについて展示され、ドンジョンバンニの作曲に1000グルテン支払われた、と記されていた。モーツァルトの映画では、フォアマンのアマデウスが有名で、最後のシーンが出色。その他異人館には画家藤田嗣治の絵画やイタリアの家の18世紀のコニャック、ナポレオンなどの展示が興味深かった。次回は白い豪邸を探しに六麓荘を探索したい。

2017年5月17日水曜日

円高が進んで非消費緊縮生活が捗る

近年は、日米のマネタリーベースの緩和からか数日で数円単位で為替が動くため、勤労所得よりも為替差益の方が多いこともあるという情勢にある。衣食住における消費支出を為替差益で賄うことで勤労所得を削減し賃料などの投資収益で貯蓄生活に励む必要がある。円高になればドルを買い進める為に円建て資金は枯渇して衣食住に回せる資金は円安に振れるまで不足する。このタイミングは日本で円建て支出で生活する方であればダイエットにリンクできるかも知れない。衣食住の支出において全ての支出を数十円単位で見直す。例えば不要品を売却する、格安SIMに代える、賃貸住宅をより安い物件に代える、LEDに代える、電力契約のアンペアを下げる、自宅の空き駐車場にバイクガレージを建てて空間の未使用を少なくする、というように。数十円単位の節約を徹底すればその対比で賃料などの必要以上の無駄により敏感になる。大きな節約は小さな節約をしていないと判断が鈍る。経済的な節約からダイエットをリンクすれば例えばスナック菓子を廃止してじゃがいもとシーズニングに代える、一食に割引のもやしとシーズニングを導入する、ペットボトル飲料を辞めて空きボトルに麦茶をリフィルする、といった改善が進むかも知れない。ダイエット期間はドルがあるレートに戻すまで、ととりあえず決めておく。

コンビニエンスストアが価格破壊に参戦する

老後の不安から節約して収入の過半を貯蓄する方が多く、世帯貯蓄は1800万円を超えたとの報道がある。何かを消費すれば原料費として大抵海外に資金が流れるという状態で、しかも、容器包装材が大量な廃棄物となり、プラスチックスープ、マイクロビーズが海洋をはじめ環境を汚染することから、消費を削減する流れを推し進める必要がある。消費税を増税して消費資源を最小にするのも止むを得ないかも知れない。衣食住の節約で、先日、セブンイレブンでvネック下着が割引コーナーで2枚525円で売られていたので購入した。コンビニサイズの店舗で割引販売が開始されればモールで渋滞にあいながら数千円の買い物をする費用対効果が薄れてしまう。物販は最終的にこの形態か配送に収斂する可能性が高いのではないか。コンビニの1ブースのあり方で例えば旅行代理店やドーナツ店が消滅するような時代になるかもしれない。

2017年5月15日月曜日

割引コーナーのおつとめ品から世界を眺める

食費を節約する為に、割引コーナーのおつとめ品からしか買わないようにしていると普段の選択ではまず買わないような商品が半額になっていて試しに買うことで気が付かされることがある。これは自分の欲しいものを買うという流れではあり得ない選択で、そのような商品から新たな嗜好に至ることが多い。先日、アマノフーズのフリーズドライカレーが半額150円程度で売られていた為、保存食として購入したが、その日の晩に早速開封して食して見たら、その辺の外食カレー(秋葉原のベンガル、上野のデリーは別格として)よりも美味しいということを知らされた。これでは外食に行く必要性が問われる。普通に買えば、1食500円程度のものもあるので、費用対効果に乏しいが、登山や旅行や防災に利用すればクオリティがかなり向上する。フリーズドライ技術の発展具合は定期的にチェックする必要を感じた。アサヒグループのようなので株主優待などの調査しようと思う。

憲法改正するなら刑事手続保障から

2020年迄に憲法が改正されて新しい憲法の元でオリンピックを迎えることになるだろうということで、憲法改正の内容についての議論が始まると言われている。いろいろ分かり難い規定があるが、まず、国民の人権を制約する刑罰の内容、手続、執行を憲法で規定する必要がある。残虐でなければなら法律で死刑にできる、というのがまず問題で、かつ、死刑から執行迄の期間があるのが更に問題である。建国以前から脈々と生存してきた国民の生命が憲法ではなく法律で奪えるという理由に乏しい。この流れで刑罰の種類と内容を明記する必要がある。死刑制度を採るならば、憲法で規定すると共に、再審冤罪があり得ない現行犯等については判決確定から即時執行を明記すべきで、これだけでかなりの抑止力がある。規定できないならば死刑制度は廃止する方が良い。また、刑事事件の手続費用の一切を弁護士費用を含め国費や弁護士等が負担する理由もないので、資産に依らずこの負担を判決確定した者の労役により全額負担させる必要がある。これは法律だろうが刑事裁判費用を本人が負担しないまま仮出獄を認めることも問題になる。弁護を受ける権利は当然としてその義務は本人が負担しないのは国民や被害者の理解、自己負担された者からの理解が得られないだろう。刑事手続における赤字を判決確定した被告人以外が負担するのは、国と国民との関係性を規律する憲法においての国の立ち位置が問われ、これは本来外国に対する態度を規定する理由のない自衛権の議論に影響する。国民による国民の権利侵害に対する態度から外国による国民の権利侵害にどう向かうかという態度が問われる。

2017年5月14日日曜日

アキレスと亀が情報化社会を疾走する

インターネットの普及で小売店舗や銀行や証券会社がサイトや物流に置き換わるような情報社会では、その対象がデジタル化、情報化、IT化された時点でアナログ的物理空間にある資産はサーバ上の情報空間に移動して物理空間諸共消滅する。全ては5インチの液晶画面に統合されて、かつて街でなされた人と人とのコミュニケーションは情報空間でのアプリケーションによる自動処理に移行する。この世界では、例えば東京から新幹線で大阪に移動するか、夜間バスで移動するかといった単位時間あたり速度は全く意味を失い、速さよりも早さ、即ち誰が一番乗りか、誰が一番早く気付くか、が問われて、その後に速度を上げても勝負に意味を持つことがない。オンリーワンショートトラックで、早く気付く亀が勝利して丸取りするだけで、アキレスの存在すら分からない。例えばソフトバンクがアームを買収するように。更に早くても二番目移行はコピーと戦うことになり、コピーとオリジナルの速度差が殆ど生まれない。チャップリンが黄金狂時代で、冬山の鉱山で生死を彷徨い、場所を忘れた鉱夫に見つけられて金山という情報を求めて連れ回される、二番目の情報では意味がなく、誰も知らない、情報圏外ということが価値を有する。もはやアキレスと亀の距離間に、愛は存在しない。

2017年5月12日金曜日

靴底の片減りを見て老婆心が働く

仕事柄人の姿勢や歩き方を見て思うことが多い。先日GINZASIXまで歩いていると20代の男女が素敵な格好で歩いており、その後ろを歩いていると左肩に鞄を掛けた男性の左脚が右脚より外側を回って着地することと左足踵内側のゴムだけがすり減って靴が踵内側に倒れていることに気が付いた。右側に女性が歩くのでそのように傾くのかとおもったが。このような場合、自分も全く同じ経験があるが、右顎の顎関節症と肩甲骨あたりの凝りから背中の張り、最終的に腹部のメタボリックに至ると思う。更に右足の甲から着地する類の骨折等傷害、右側から倒れるなどの原因での鎖骨骨折や車道への転倒の危険がある。この場合、まず重い荷物を持たないように所持品を処分して片方の肩に荷重が掛からないようにする。踵の高い靴は履かないようにして裸足に近い靴に代える。整体や鍼灸院に通うと同時に外食を控えて体重の増加を抑える必要がある。

2017年5月1日月曜日

ミサイル着弾で市場の価値観は逆転する

昨年の不動産向け融資額は12兆2000億円でバブル経済期89年の10兆4000億円を超えたとの報道がある。この背景に若年層の収入が上がらず、賃貸を利用する為その需要に即した賃貸不動産投資に関わる融資額が増加しているとの分析がある。つまり、家を買うローンがおりないので賃貸するが、その賃貸物件を大家がローンで建てている、という枠組みのようである。もうひとつ、住宅資金融資額はどうなっているか。89年は28兆円の新規融資で105兆円の融資残高、15年は25兆円の新規融資、180兆円の融資残高となっているようである。超低金利の恩恵は住宅資金融資では頭打ちになり年間約3兆円規模で不動産賃貸物件向け融資に向けられているようである。東京圏の地価公示価格は住宅地で15年以降増加は鈍化して0.5パーセント程度の前年比増加率、これは住宅支援機構を利用した融資利息に匹敵するのでフルローンで買った利息分程度の地価上昇率で相殺、ヘッジされていると言える。対する商業地、工業地は順に3パーセント、2パーセント程度の前年比増加率となっている。賃貸住宅建築会社の株価はジリ下げをしており、何らかのショックでバブルが崩壊するリスクを織り込んでいる。

自転車に乗って命を加速する

自転車は年間1000万台の出荷台数、8000万台の保有台数、年間10万件が対自動車との事故、年間15万人が負傷、700人が死亡する、人口100万人あたり6人が自転車に乗って死亡する乗り物となっている。運転免許が不要で、自動車と同じ走行帯を走ることができ、同様の道路交通法で左側車道通行が原則となっているがエアバッグやシートベルトはなく、バイク同様に身を晒した状態で車道を高速で走るがヘルメットはフルフェイスではない。

スーパーマーケットを観察して投資思考を学ぶ

不動産を賃貸して賃料を得て、その収入に値する賃金を得る為の労働時間を減らし、最終的に労働時間をゼロにして、その浮いた時間を考える時間や準備する時間に当てるようにすれば、生活におけるひとつひとつの行動に知恵が宿るようになり、より時間が生み出される。不動産を取得する場合にできる限り安く取得する必要があり、競売などを利用するが、金銭感覚は額が大きくなるほど鈍る為、より少額の資金を使う場面こそ細心の注意を払う方が良い。それは数十円の単位である。何しろ、街中で売られている食品や商品の原価は殆ど数十円に収まるから。この視点からスーパーマーケットの取り扱う商品、特に食品や衣料がどのような価格変化をするのか、特に生鮮品や高級食材がどの時間にどの程度の価格下落をして行くのか、仮に、割引になる前の商品を買ったときにその商品はどのような経過を辿るのかを観察することは、後に不動産投資に転用し得る知恵を提供する。例えば黒毛和牛は1500円では手が出ないが、閉店間近では半額になる、但し脂身が多いかもしれない、仮に、定価買ったとして自宅の冷蔵庫に保管すればその日のうちに半額になっているので 、直ぐに食べるのでなければ割引の方が良いのではないか、それは時間と価格の問題に転換する、というように。

2017年4月28日金曜日

価格を米、ガソリン、金の質量あたり単価に換算して買い物をする

ドラッグストアであきたこまちが5000グラム約1000円のおつとめ品で売られていたので購入した。このときの米は1グラム0.2円であるが、そのときのハイオクガソリン価格は1キログラム約145円で1グラム0.145円、金は1グラム4850円である。ポテトチップスはコンビニ価格60グラム180円であればグラム3円、これは150円でも大きく変わらない。ペットボトル飲料は、500グラムで150円、グラム0.3円。ここで比較して、様々な思いが生まれる。例えば、コンビニで、棚一列半分を割いてポテトチップスを並べる意味やコンビニエンスストア事業の可能性についてなど。買い物の価格をグラム単位に分解しかつ、米、ガソリン、金と比較する視点が重要になる。

2017年4月26日水曜日

昼食でコンビニや外食をすれば金は貯まらない

今年就職をして4月に初めての給料を貰って学生時代の金銭感覚が狂い始める方々は、領収書を保管して家計簿を付ける必要がある。ここで、例えば昼食にコンビニエンストアで弁当を買い、又は外食をして毎日800円から1000円を消費したのであれば、貯蓄は困難となる。午前9時から12時まで働いた賃金が3000円程度でしかないのにその30パーセントを昼に消費するというのであれば、加えて30パーセントを家賃で消費する方々もいるだろうから貯蓄は困難となる。コンビニエンスストアや外食産業の為に午前中働いたのではないのだから、自宅で弁当を用意するなどの工夫が必要である。例えば、帰宅時間が午後9時ころになるというのであればユニー系列のスーパーであれば国産食材を利用した弁当や惣菜が半額になるのでこれを購入して当日の夜食と翌日の弁当に移し替えることが可能となる。これだけで昼夜二食を500円に収めることができる。この金額であれば、毎月の賃料を5万円単位でドル安時にドルを買い建てて、ドル安時に売却することで賄うことが可能となり、うまくやれば二食分の食費を月10回ほど為替差益で自腹を切らずに賄うことが可能となる。

ドル高に振れたので円に戻して食材ビンゴでレッドカレーを作る

ドラッグストアでレッドカレーペーストが半額になっていたので全部購入していたところ、筍が生えてきたので収穫し、ドルが戻したのでドル売り円買いで利益を確定し、その利益でピアゴのおつとめ品で豚こま、エリンギ、茄子といった食材を買い、レッドカレーを作る。鍋にココナッツオイルを入れて、食材を炒めてから、レッドカレーペーストを入れて、ココナッツパウダー、湯、カフィアライムリーフを入れて煮込み、沸騰中にナンプラーを入れる。レッドカレーペーストの原料は、唐辛子、レモングラス、にんにく、塩、ガランガー、玉ねぎ、カフィアライム、エビ粉末とある。宗教上豚が難しい場合は鶏肉に代える。

2017年4月25日火曜日

財布を忘れた富裕層は、稼ぐ、儲ける、というマーケティングを嫌悪する

不動産の取引に関われば叩き上げでゼロから数億ほどの資産を蓄積した経営者と会う機会があるが、その後の付き合いを見てもまず稼ぐ、儲ける、といった行動を要素とする言葉には無縁で、寧ろ内心嫌悪している方々が多い。そこに至るまでに散々な苦労して、失敗をしながらの結果であるので、今更、稼ぐ、儲けるという必要がなく、仮に更に稼いでも使い道があまりない、というのもある。そこで交わされる会話は、野球や相撲や釣りやゴルフや旅行、金がかからないか、かかるとしても知れている話題が多い。だから日常で資産が財布をバイパスして流出することはなく、溜まる一方で、溜まる源泉は不動産や配当、事業からの収入で完結していて、自らの時間を賃金に変えるという思考があまりない。稼ぐ、儲けるという思考から入る取引は、損益取引で、資本取引ではないので、これを繰り返しても資産は維持できない。富裕層が本当に稼ぐ場面は財布をバイパスしない取引で、しかも会話は一切不要で静謐に完成する。

2017年4月24日月曜日

資源配分の誤りで環境変化に適応できず自然淘汰される

ダーウィンは、種の起源で進化論を述べる中で、ある海岸近くに住む昆虫の羽は全て不完全な奇形であることから、奇形ではない羽を持つ昆虫は全て風に揉まれて海に飛ばされて死滅し、羽が奇形であるものだけが生き残ったと述べていた。そして自然淘汰について、確か、環境に適応したものは多数派を構成するが環境に適応したものは環境変化で多数派を問わず淘汰されて、少数派であれ環境の変化に適応したものが生き残る、この例によると、海岸近くではないか環境に適応したものは羽が奇形でない種が多数派を占めるが、海岸近くの環境という変化があればその多数派は自然に淘汰されて、少数派であった奇形の羽を持つものが多数派となる、ということになる。ダーウィンが、人間の由来で、遺伝子の発見以前に、人間の筋肉の形態の多様性から霊長類からサピエンスが派生する迄の振れがあり得るという文脈がある。ハラリのサピエンス全史で、サピエンス以外にも人類の種は存在し得たのに、例えばネアンデルタール人はなぜ絶滅し、遺伝子だけをサピエンスの一部に残したのか、という論考で、脳が必要とするカロリーは8から25パーセント、これをサピエンスより体格の優れたネアンデルタール人が維持することができるか、更に火力による食糧革命と言語による認知革命がサピエンスの生き残りに有利に働いた、という指摘をされている。資源配分の誤りで会社が傾くなどの失態がある中非常に興味深い。

学校慣例が子供の身体を破壊し、少子化が進行する

フィギュアスケーターが回転ジャンプを極めることができずに引退が相次いでいる。学校の慣例として体幹が不安定な年少時にランドセルに教科書を詰めて背負わせる為に、体幹が踵側になったずれた形が自然と脳が判断し、又は、ランドセルを背負わない時に必要以上に前屈みの猫背をする癖に繋がる。これは踵と爪先の高さに差異のある靴を利用することで相まって脳が混乱して将来の肩凝りや姿勢の悪さや交通事故の原因となる。身体が意思決定から脳の神経を通じて思った通りに動くことがスポーツの基本にあり、この混乱は僅か数センチのズレで転倒するスケーターには致命傷を与えるし、その是正が練習という無駄を生んでいる。海外ではこのようなことをさせている国は少ない。同じことは制服、特に子女のセーラー服や制服に当てはまる。早朝通学からスカートを強制すると、体温に多大な影響を与える下半身特に太腿以下を冷やし、常に下半身を冷やすことになり、冷え性の原因となる。更に、冬場に体調不安定でウィルスに感染し易くなり受験期や試験期間の体調不良は女子の一般的な成績不良や学歴低下を齎し、社会進出に消極に働く。低体温症は妊娠に必要な体温に到達せず、不妊症を引き起こす。これらは最終的に少子化に繋がると言われている。

2017年4月19日水曜日

凶悪犯罪者が生まれる仕組みは猫社会の情報網が把握している

酒鬼薔薇聖斗事件、タリウム事件に先立ち、現場近郊の猫に対するいたずらが先行して発生し、また、PC遠隔操作事件の真犯人が発覚したきっかけは猫の首輪であった。このような経緯を見れば、税金を投じて保健所が猫や犬を捕獲して殺処分すれば、このような兆候を社会から見出したり、真犯人が油断するきっかけを与えたりする要因を除去することになると思われる。社会に凶悪犯罪が起きるとき、それが、一時的な暴発による場合はともかく、ある情報を入手してある思考を醸成して性格を形成して犯罪が起きるとき、いきなり人間を対象とするのはハードルが高く、まずは猫などの弱く人に懐く動物が対象となる。するとこれら動物を社会から除去すれば、犯罪者が性格を形成する過程を客観的に表す指標が失われ、予防することは困難になる。次に、例えばタリウム事件の犯人が酒鬼薔薇聖斗事件を参照していたように、過去の犯罪に関する情報は次の犯罪に至る意識の形成に影響を与える可能性が高い。現代では、ある単語で検索をすればその単語に関する情報が延々と提示されて、それがある悪しき性向を持つ場合にそれを止める方向の情報に触れることが少なくなり、より深く強く、独自に完結した世界観を形成するかも知れない。このときに、人間からはその人間の内側を見出すことはできず、本人も他人にその性向を伝えることは憚られるから、猫などの弱い動物が犯行予備群に一番近づくことができるのである。

コンビニ店員の残像はICチップを埋め込まれた

コンビニエンスストアの店員はかつて学生アルバイトの典型例としてあげられるものであったが、一部スーパーマーケットでセルフレジが導入されたように、全商品にICチップを埋め込むことでレジ作業を廃止するとの報道があった。関連して、amazonGOでは商品棚に設置されたカメラで商品の購買を管理して、スマートフォンで電子決済する店舗を開店するなど、情報化の流れは省人化、単純労働者の雇用回避に繋がっている。電子マネーを利用する自動販売機の原理で電子マネーを登録後にタグ付き商品を店外に持ち出して決済する方法であればamazonGO方式よりも商品管理や購買行動の把握に優位性がある。更にデポジットやポイント連携を導入できれば容器包装廃棄物の製造者回送と処分に繋がり環境対策になると思われる。

消費者金融会社に対する過払金返還請求をする方々

テレビやラジオのCMでおなじみの法律事務所や司法書士事務所が消費者金融会社に対して過払い金の請求をして20パーセント程度の報酬を得る事務について、あまり快く思われない方々がいるようで、検索していたところ、既に時効が経過した方々が請求を諦めていたり、取引が続いていればまだ時効に掛からないというところで熾烈な受注競争をしているとのことであった。仮にこのような規模の事務所が存在しなかったとして従来の士業が従来のやり方でこれら事務を処理できたのか、という疑問が払拭できず、評価し難いという結論になった。即ちこれら事務所が生まれなければ、かなりの件数の債権を時効に掛けた可能性があり、その分は違法な金利を得た消費者金融会社の利益になった可能性がある以上、社会的な存在意義を否定することはできないということである。本来は、過払い金の返還を義務付ける立法をして行政が消費者金融会社に指導をすることで弁護士や司法書士の事務を不要とすべき問題だったところ、その指導がないところでこのような事業が生まれ、多くの債務者がそのままであれば時効に掛けた資産の回復に成功した、という流れではないか、と判断する。過払い金債権がどの程度時効に掛かって消費者金融会社の利益に計上されるのかという資料を検証したい。

2017年4月18日火曜日

人工知能が人類を解放し人間性を再確認させてくれる

羽生善治氏が、定期的に人工知能について語られている。人間の盲点からの発想を提示する反面、それに頼れば人間は考えなくなる。人工知能の指す将棋の方が面白ければ、人間の指す将棋の存在価値は失われる。人工知能の産み出す分散化したデータを纏めて理解して価値を生み出すのは今は人間にしかできない。創造の99パーセントは過去存在した物事を新しく組み合わせるという人工知能が得意な最適化、残り1パーセントは根本的なセオリーを変える創造で今は人間にしかできないといったような論説をされている。かつて、対論で、組み合わせの中から最適な解を見つけるのが得意で、感性や美意識に訴える物事を見つけるのは不得意だ、という指摘をされている。現時点では人工知能が思考の内、デジタル分野で完結する囲碁や将棋を始めとして、合衆国では判例調査や倒産処理、医療や製薬の治験に導入されてきた。しかし、例えばサイトで見られるイチローのスーパープレーは人工知能では敵わない。人工知能が進化するにつれてアナログ回帰と文化や芸術、スポーツ分野の才能が再評価される可能性が高い。

売上の1割が消費税となる社会変革に対応できる事業に変える

あと2年半で消費税が10パーセントとなり、国内事業の大転換期を迎える。個人事業主であれば簡易課税で差引の影響に留まる可能性があるが、国内事業の大半は売上高純利益率が数パーセント、500円の利益を株主に配当する為に1万円の売上が必要な状態にあり、その売上を海外から仕入れた物事で立てて、かつ、例えば新刊書が古本と同じサイトに並ぶように既に国内に蓄積された中古市場と競う必要がある。大手ですらこのような状態は良くあることなので中小企業は相当の覚悟をもって備える必要がある。事業規模によっては既に間に合わないかもしれない。中途半端な事業は売上を免税点以下にするか事業部門をスピンオフして免税点以下にし、場合によっては売却する。既に、小規模企業共済、倒産防止共済、中小企業退職金共済、確定拠出年金を限度額迄積立てていれば、更なる前納をして課税を回避して来たる不動産価格の下落時の借り入れと投資に備える。銀行からの融資があれば担保不動産が今は天井に近いと判断して適宜売却して返済にあてできれば銀行口座を解約して取引を止めるとともに金融情報を把握された営業を受けないようにする、などの対策を打つ必要がある。

2017年4月17日月曜日

ショッピングモールの投網では日本史上最高の堅実消費世代の若者は捕らえられない

国内最大手のモール事業者の利益率が数兆円に対する数百億円で、その内訳はクレジット販売手数料とモール内テナントの不動産賃貸料で小売部門の赤字を補填する状態にある。このビジネスモデルは電鉄の駅前百貨店に対する郊外の大規模店舗展開で自動車を保有するファミリー層を想定している。20代の若者が年収250万円で、内80万円を家賃に充てている時代で、婚姻率50パーセント、25歳以下の離婚率50パーセント、出生率1.3という状態で、非消費世代と呼ばれ、非常に堅実な消費行動をとると言われている。この世代は、モール事業から学んだかのように、対論的に行動選択をする。つまり、自動車を買うことはなく、自転車を買い、結婚をしないか40代手前まで控え、酒やタバコや外食を控えて貯蓄する。クレジットカードを契約することはなくポイントアプリを格安SIMのスマホにいれて、ポイントのある店舗に滅多に行かない、というように。クレジットカードの与信枠が増えたことで喜ぶ世代は中年で、与信枠すら必要のない生活をしているし、物を買う前に、バーコード読み取りアプリで検索を掛けて最安値を確認してから買わない判断をする。更に輸入品が国内品より品質において実は割高であることも知っているので価格だけで判断しない。このような消費社会で、19年10月に消費税が増税されれば数兆円から得られる利益は吹き飛ぶであろう。するとこれら世代の消費傾向は社会的認知を得るだけのバウンドを持つようになる。

為替差益で菌床を買いエリンギを育てて食費を削減する

ドル円相場がドル安傾向で円建てで入金される賃料収入を将来の支出に備えてドル買いに振っているため手持ちの円建て資金に乏しくなる。先の円安時にドルを売った差益に家賃の一部を当ててエリンギの菌床を買い、玄関にて栽培をしていたところ、約1本の100グラムクラスのエリンギの収穫に至ったので、スーパーでホクトのエリンギ198円/200グラムを買わずに済んだ。100円/1250円/1か月となるため、今後の推移を見守る必要がある。菌床栽培のキットでは、恐らく1キログラムの総収穫量がなければ単体での投下資本利益率に至らない。100円ショップでおがくずを買い、精米機からおからを貰い、混合物を熱湯を通して加熱消毒して、空き瓶に充填し、適宜、種となる菌を添加することで、自家栽培が可能となる。種苗法の規制に注意して種となる菌を確保する必要がある。このような工夫で外部から食材を購買で入手する工程を丸ごと廃止することができる。似たような例はアスパラガス、たらの芽でも可能であり、このような天然備蓄を用意することで、半永久的に食糧供給を得ることが可能になる。

領土にミサイルが迎撃され又は着弾したらどうなるか

核や化学を利用したミサイルがあるものは基地に着弾し、あるものは迎撃されたときに、その周辺100キロ圏内は汚染され、その汚染は周辺に波及していくという被害想定が報道されている。この場合に自給自足できるか否か、汚染されていない土地やその土地からの食糧供給を確保しているのかは生存を左右する問題になる。東北の震災で都内の水の供給が困難になりペットボトルの買い占めがおきたり、北海道の長雨でポテトチップスの供給が困難になるなど、他者に供給を依存することはその供給が汚染され、又は途絶えたときの危険性を孕んでいる。農地の取得に制限があり、個人が自給自足をするには困難な部分があるが、適度な備蓄を分散配置するなどの工夫が必要となる。

過去の経歴を積み上げても未来の自分にはならない

学業、資格、技能といった自己啓発をする際にその内容ではなく、そのイメージに頼る思考があり、そのような思考をとった時点で永続性は失われ、取っ替え引っ換えが繰り返される。例えば、東大卒、元何々、元何々勤務、現在公認会計士、というように。理系の場合はそのような恐らく思考はより少なくて、生物や生命に興味があれば医師や研究者という内容とアイデンティティが結び付きやすく、その為にその内容に従った学業や資格や仕事が形成されやすい。悪く言えば潰しが効きにくい、専門知識が転用しにくいところがキャリアプランに影響する。イメージに頼る選択は、例えば偏差値の高さから興味のない東大文科一類を受験するなどの行動に繋がると、その後の人生は、自身の好き嫌いではなく社会的評価という物差しの上を歩く人生になり、隣の芝生は青い、と思いながら好きでもないことを続ける時間が生まれ、長続きしない。例えば学業や資格とは無関係なタレントに転身したりというように。社会やスポーツで、好きでやっている者と、そうでもない者とがいる場合、どちらか勝るか、どちらか見ていて様になるかは、時間の経過で明らかになっていく。それがやり直しのきく年代なのか、やり直しのきかない年代なのかという場合で、差が歴然とするだろう。このような結果を知る者から見れば、元何々という過去の経歴は直ちに意味を持つものではなく、洋服などに見られるブランド好きという記号的評価、その時点でやっていることとの繋がりが見出せなければ無駄が多く迷いのある人生を読み取る。

2017年4月15日土曜日

技術や知識を他人に頼ればずっと頼り続けることになる

経営陣が外部からコンサルティングを導入したり、大学や研究施設から技術や専門知識を導入すると、社内では技術的に背伸びをした状態になり、これら導入が外せなくなる場合がある。コンサルティング側もそのようなことが契約を切られない理由になるため、安定契約の為に顧客に無理をさせて、コンサルが無ければ維持できないレベルにまで持ってくる。銀行などの貸し込みでも同じようなことがあり、何であれ、他者に頼れば頼り続けることになり、強くなるどころか弱くなる。格安旅行会社や法律事務所や司法書士事務所が、広告を出して顧客を誘引すれば、広告をバイパスした顧客からの収入で経営を維持することになるので、その動線となる広告を外すことができなくなる。このような、嵌め込むやり方は、道徳的とは言い難い。理想は、いつ契約を切っても良い立ち位置を維持すること、サービスを提供するにしても顧客の都合でいつでも切ることができることだろう。良い医師は、最終的には治療や薬に頼ることなく自立できるようにする。最終的に、縁が切れてこそ顧客が成長したと言える。

2017年4月11日火曜日

食材ビンゴが完成しグリーンスムージーを作る

薄切りにしたバナナを300mlのグラスに入れて、希少糖レアシュガースイート、抹茶、スピルリナ、ココナッツスリムスムージー、シークワーサーパウダーを適量加えて擂り粉木で潰し、成分無調整牛乳を加えてかき混ぜ、氷を加える。バナナと牛乳以外は全て半額セールで揃えた。好みで、バジルシードやヘンプシードを加えて完成する。

駆け引き上手の考えが世界を不安定にする

合衆国の大統領が日本政府に防衛費の更なる負担をするよう主張したのと同時期に自国の航空会社に航空機の価格が高過ぎると指摘して値を下げさせた。日本の首相とゴルフの日にミサイルが試射されたのを受けて安全保障の共同声明を出し、某国政府が東南アジアで化学薬品を使用した殺害をした後、中東で化学兵器が使用されるや中国との首脳会談の日にミサイルを発射する。政治経験はなく、発言内容はともかく決断の早さや行動の速さは随一で、その時期は的確で強いメッセージ性がある。有能な経営者であることは行動の一点から明らかと言える。問題は、相手のある交渉ごとで、意図しない状況変化や思考原理に基づく行動が想定外に転んだ場合だろう。国民の半数しか支持していないという、ある意味民主主義のダイナミズムを実現する大統領で、憲法違反も何のその、それは司法の事後的判断に委ねるという、此れまた三権分立を機能させる側面もある。世相が非常に不安定感を増しているのに株価は上昇するという状況で、目が離せない。

2017年4月10日月曜日

生活や事業を軽薄短小化する最終局面に至る

断捨離、持たない生活、シンプルライフ、ミニマムライフ、極限まで削減する生活、といった言葉を見るようになって10年くらい経った。節約節制に繋がる考え方で、侘び寂びといった日本の文化に回帰する側面もあって、更に景気の後退から若者が経済社会の諸事情から離れると言われて未だに支持された考え方として根付いている。この視点から生活や事業を改良改善していくときに、恐らく最終局面に残るものは、携帯電話、手帳、財布、労働時間、人間関係、体重ではないかと思われる。この志向のある者たちへの革新はこれらの分野に絞られてくる。

2017年4月7日金曜日

過去を振り返れば前に進めない、今日の問題は明日考えよう

弁護人らの見通しが非常に甘く、無罪の主張にこだわるあまり、最も悩ましい量刑に関する適切な弁護がなかったと裁判官に指摘されたタリウム事件の無期懲役判決が不服として恐らく同じ弁護人らで控訴されたとの報道がある。控訴した場合にどれほどの確率で量刑が変更されるのか、どのような事情が加わるのか、という問題があるが、控訴されない可能性もあったこと、棄却される可能性もあることを考えると、事実上、三審制を否定するもので、裁判官が指摘された通り、何故、量刑の主張をされなかったのか、という問題が残る。それが仮に責任能力の主張と相容れないからというのであっても、裁判官や裁判員は、無罪と量刑が両立しないことは素人でも明らかなところであろうから、二段階を峻別して検討されているだろう。そうすると、無罪の主張にこだわったというのは被告人がその主張に固執したのでない限り、被告人を危険に晒す可能性があるのではないかと思われる。そして、判決で責任能力は認められたので今度は控訴で量刑を主張する、というのでは、では、先の主張は何だったのか、という一貫性を失わせることになり、控訴した後の主張の信用性を低下させかねず、これが被告人を危険に晒す可能性がある。最初から、まずは無罪の主張をして、恐らく有罪で量刑が決まったら控訴して、その量刑を軽減する主張をする、という方針ならば、最初から裁判官や裁判員を信用していないと思われても仕方がなく、この、自分には全く責任がないけれども判決で責任があるというので反省するから刑罰を軽くして、という態度は、全て被告人が消極的に控訴の量刑として負担するのである。 映GONEWITHTHEWINDで、スカーレットが、過ぎたことを考えても仕方がない、明日考えよう、といったシーンを思い出したが、このようなハングリー精神は、戦時下で生死に彷徨う時代ならまだしも、刑事裁判には置き換えられないだろう。

2017年4月5日水曜日

言葉の花びらが散りゆく背景に真実の青空が拡がる

宇多田ヒカルさんが、どんな言葉並べても、真実にはならないから(花束を君に)、と歌えば、椎名林檎さんは、写真機は要らないわ、五感を持ってお出で(閃光少女)と歌う。本当のことを知りたいと思った時に、例えば検索をして言語を媒介した途端に言語による切り取られた制約が加わり、更に言語を発する側による恣意や作為が加わって真実には至らなくなる。それは写真機や映写機においても、映像や音を捉える時の視点や角度で欠落が避けられないことと似ている。映画アウトオブアフリカ(愛と哀しみの果て)で、小説家がアフリカの大地で農場を拓く時の計画と実行のズレやアフリカの大自然や友情や愛情を言葉で表現しようとするときの限界、例え、現地の子供達に英語を教えても彼らは明日の生活ではなく今日の生活を考える(既に英語の要らない生活をしている)という現地が支配するテーゼに晒されるシーンに現れる。するともう言葉に頼らずに五感をもってその場に行くしか真実には触れられず、それを言葉にして第三者に伝える時点で嘘になる、という宿命に至り、誰も真実には至らないという帰結に至る。ここで表現者に問われる誠実さとは表現者が是とするバランス感覚、対立軸をみて反対側からも観てみる、そして中立的立場の支点を何処に置くのか、その支点がずれてくる場合に正直にそれを告白することであろう。

2017年4月4日火曜日

都市と田舎の対立軸から見世物小屋に向かう

自ら長年学校という箱の中で教育を受けて、受験という競争や成績をもって得た経験は、ある利益を得る為には自らをある拘束下に置かなければならないという見えざる自己暗示となって、仮に自身に専門知識や技能がなければ雇用契約という拘束をもって自身の時間を売るという判断に至る。それは海岸で、ヤドカリが次の貝殻を探すのに似ている。この貝殻が海岸ではなく都市にあるというのであれば、ヤドカリに例えられる者にとっては皆都市に向かうという誘引となり、都市に特有の荒波に呑まれることに繋がるし、その貝殻が都市の賃貸不動産というのであれば、貝殻は月収の30パーセントを占めることもあり、ヤドカリに例えられる者は、都市で、賃金労働と賃料支払のサンドイッチにされてストレスを抱えて消耗するかもしれない。それは毎年25000人、20代の死因の最大原因である自死を引き起こす都市の病となる。都心の電車は毎日のように人身事故でダイヤが乱れるように。ではこのような都市生活者のサンドイッチ生活による消耗を煽って田舎生活をするか、というと、例えば小学校受験の教育機会を比較すれば明らかなように、田舎ではこのような機会は圧倒的な遅れを見せていて、子供の教育機会における情報格差は年少児に最大の潜在的格差を齎す可能性がある。即ち、都市生活に伴う消耗は田舎生活で解決するが世代間の格差は解決しない為に説得力に欠ける。このような視点で田舎暮らしが楽であるというのは、仮にそれがブログやユーチューブなどでのアクセス数稼ぎという目的であれば自身を見世物小屋の拘束下に置くことを意味し、その本質的な構図はもはや先の自己暗示と同じであろう。

2017年4月2日日曜日

原発事業のお陰で半導体事業は売りに出せる

東芝が原発事業の失敗で半導体事業を分割会社にして売却するようで2兆円超えの応札もあったようである。ソフトバンクがアームを買収するようにIOTなど成長余力が応札価格を上げている。しかし実体は過酷な競争に晒されながら勝ってこその黒字であって中途半端な投資では儲からない市場であろう。事業間損益を差し引きして半導体事業の黒字を原発事業の投資で消せることが両立する理由であるから差し引き1兆円の資金が残るのであれば売るには絶好の機会となる。旧来事業に関わる雇用を経営者から末端まで、社屋や事業資産をできる限り付合させて売り、限りなく資金だけが残る会社にすれば、優秀な投資主体が株の買いに入ると思われる。1兆円あれば遺伝解析、人口知能とブレンマシンインターフェースを融合する事業、家畜を利用するIPS臓器プラント、現時点であれば半導体を凌駕する事業への投資に充分な金額となる。東芝の置かれた状態を推察して、映画、誰がために鐘は鳴るで、恋人同士が生命の危機に晒されて愛する者(イングリッドバーグマン)を救うために別れを決断する、結果、自身(ゲイリークーパー)は意味を失った使命の末に戦場に残り、愛する者は信用ならない者と信用なる仲間に委ねるラストシーンを思い出した。

2017年3月31日金曜日

食材ビンゴが揃ったので明太子スパゲティを作る

深底のフライパンに1Lほどの水を張り中火で沸騰させ、塩又は味の素とオリーブオイルを入れた後、有機スパゲティのソルビオーネレオを適量、成人男性が親指と人差し指で輪を作ってできる円周で成人2人分を入れて、スパゲティがフライパンの中でドーナツ状に巻くような形で茹で、色が薄い肌色に変わったら菜箸で笊に上げて湯切りする。フライパンの湯を50mlほど残して皿に移して皿を温めてから捨てた後、ふくやの博多明太子を半分、20グラム程度入れてフライパン上で崩し、グレープシードオイルを50mlほど入れてかき混ぜ、明太子の粒が分散したらスパゲティを入れて明太子を満遍なく行き渡らせる。水分が飛ぶとスパゲティ同士が間隔を空けた状態になる。皿の上に、ヒマラヤ岩塩ピンクロックソルトをおろし金で薄く撒いた後、明太子スパゲティを乗せて、その上から薄くロックソルトを撒く。後は好みの飾りをして完成する。明太子やオイルはフライパンに一切残らない、オイルはスパゲティに吸収されている

2017年3月30日木曜日

築地で寿司を食べて東京国税局の公売に賭ける

築地市場の老朽化で、土壌汚染対策をした豊洲に移転する筈が、盛り土の施工がなく、環境基準を超える地下水汚染が判明して、移転中止と思いきや築地市場の地下にも汚染があるらしく、移転までの期間損失が毎日数百万掛かるなどで、この程度の汚染であれば豊洲移転をするか、という進退両難に陥っている。まず、この種の問題は、大抵、外部に現れた事象は氷山の一角で現時点で見えない問題が水面下に隠れていることが多い。例えば豊洲の水を一生飲み続けて発癌するのが数十万人に数人という例えは、現時点で現れた水質を前提としているので解答にはならない。地下水はより汚染されている可能性がある。これで判断を誤ったのが福島原発の冷却装置と津波の予測である。安全は現在の評価で、安心は将来のリスク、水面下の氷山を洞察しているので、議論は噛み合うことはない。現在の安全から将来の安全を決断すれば船は将来の氷山に衝突する可能性がある。単に、現時点で根拠はないけども可能性があるからやめておく、危うきに近づかず、という判断であって、そこに証拠は必要なく、汚染の程度が人体に影響を殆ど及ぼさないのに移転しないのは問題である、というのは誤りとなる。それは、そのような状況に至る過程が問題となるだろう。タイタニックが氷山に近づいた段階の問題と、氷山がある気温で加速した問題を分ける必要がある。仮に、豊洲に一時移転、築地市場の再開発後に回帰となってもそれはリスクを回避したコストと割り切る必要がある。このような判断は経営をしていれば定期的に発生していて、既に採用した物事に囚われず各情報に確信に至らずとも取りうるリスクの範疇で決断すれば良い。与党が分裂して都知事と選挙協力を約束してから都知事が政治判断する前に豊洲移転に反対する、しない、と立場を決めるのも自由であろう。ここで選挙協力を前提に先の決定に従うのか、選挙協力を解消して違う結論に向かうのかも自由な決断で構わない。この種の判断は、他人には言えないが内心は何と無く嫌な予感がする、というもので対象に根拠はいらない。婚約した女性が婚約者とゲームをした時に婚約者が敵キャラをボコボコにやっつける姿を見て、何と無く嫌な予感がする、という時にそのまま結婚するかという状況に似ている。予感が現実となるのは、結婚後、喧嘩になったときで、女性は配偶者にとって敵キャラに重なり、ボコボコにされてから離婚を決意するのである。

タリウム事件判決でスタンドバイミーを思い出す

タリウム事件で無期懲役判決が出たので、その関連で検索をしていたら、3年B組の武田鉄矢氏が、恐らくフロイトのタナトス理論を引いて、思春期に性の登場が遅かった子は死に惹かれるとのコメントをされたようで、感心した。このコメントに触発されて思い出したのが映画スタンドバイミーで、主人公ら少年らが死体を探す為にひと夏のバッグパック旅行に行くと言う内容だった。この目的で少年らが共感して泊りがけの旅行が成立する、というテーマが先のコメントに関する同じテーマを扱っている。そしてリバーフェニックスは若くして亡くなってしまった。

2017年3月29日水曜日

スーパーの割引コーナーなどで食材ビンゴが揃う

兼ねてスーパーの割引コーナーでイタリア産デュラムセモリナのパスタを買い置きしていたが、先日、ふくやの博多たらこ1600円が半額セールとなったのでこれを買い、さらにコーヒーなどの食材屋でグレープシードオイルが800円が200円に割引されたのでこれを買い、総額1200円でたらこスパゲティの食材ビンゴが完成した。この結果、週5日の食事5回分を高級食材で賄うことに成功した。

2017年3月26日日曜日

タリウム事件の無期懲役判決で弁護内容に触れる

裁判員から、責任能力の主張に拘り量刑の主張がなく適切な弁護を受けていないのではないかとの意見があったと述べて、主文後回しで無期懲役判決を下したとの報道がある。裁判が始まるまで随分時間を要した筈なのに、裁判員から見て、仮に自身の弁護を依頼するには耐えない処理だったとの痛烈な評価をした印象を受ける。但し被告人は精神疾患がようで、弁護の適正を判断する能力があるか保証がない。全て無罪の主張と量刑の主張は両立せず矛盾するならば量刑の主張をすれば無罪の主張と相容れずトーンが下がるかも知れない。しかし各事件と平行して大学入試を経て、生死を分ける薬物を選択しているのだから、責任能力は認める方が多いと思われ、仮に何らかの精神疾患が平行して、それが犯行を増幅したとして、それは量刑に考慮される事情になる。先の指摘が事実であれば、それを判決で裁判員が触れることの当否はさておき、弁護として疑問符が付くのは当然であろう。酒に酔って暴れて覚えていなくても、呑み屋や客に侘びを入れるのは社会人として当然となる。被害の弁償などはどうなっているのだろうか。裁判員が、適切な弁護を受けていれば判決が変わるとヒントを与えているように読めるので、速やかに控訴して、弁護士を全員取り替えて、どのような弁護方針でやり取りをしたのかを詳らかにした方が良い。

2017年3月8日水曜日

深夜の東京駅から出張に出ると

多くの若い男女が深夜の東京駅八重洲口から夜行バスに乗って地方に散って行く。その待ち時間、午後11時を過ぎると地下の商店街は閉店し、ハンバーガー屋が多くの客を集めている。アジアの彼方で子供が縫製したショートパンツやスカートをトイレで脱いで、これまた同じようなジャージに着替えて、これまたどこで作られたか分からない肉を挟んだハンバーガーを食べながら友人や恋人が隣に居るのに5インチの液晶を触りながら最終便を待つ。バスが到着するとトイレで水を汲んで店で歯磨きをした後海外のネズミのプリントされた合成樹脂の塊を詰めた袋を行商のような姿で抱えて降りて楽しそうに帰って行った。

2017年3月5日日曜日

記憶される言動は社会を循環する

湾岸に建つ戸建賃貸の契約をしたところ賃借人から屋外構築物を除去しろとの言い回しでその構築物の連絡先に電話があり、それは構わないがその言い回しが紳士的でなかったことがあり、その連絡先が業者ではなく大家であることを指摘して、そんな言い回しをされる方には近隣との付き合いもあるので貸したくはないと言って話を終えたことがある。その賃借申込書には勤め先も明らかにされており、そのような情報が巡る中で、さらに、近隣との事業者間での繋がりもあり得る田舎のやり取りなのに。地方の社会は上位は顔見知りなので、ある問題行動があれば、その組織に属する上の付き合いにすぐに情報が流れてしまい、大変恥ずかしいことになる。例えば、地方にはゴルフ場は限られているし、出世する階層の出身校は絞られる、しかも平凡な日常の中で、少し感情が動くような非日常的な出来事があったとすれば、そもそも話のネタは少ないのだからというように。というようなことがあったとしても、とりあえず今日はスガキヤのすーちゃん祭りで特製ラーメン半額を食べることができた。昨日のイオンモールでは行列が30人以上で諦めたが、本日はユニーのモールでそれほど並ばずに食べることができた。

じゃんけんができない大人たち

生活や事業をしていれば、あらゆる物事が身の回りを離合集散しながら状況が良くなったり悪くなったりする。良好な人間関係に離別があったり、劣悪な人間関係や取引関係に嵌ったり。なかなか難しいのは元に戻ることで、そもそも時間は元に戻せないため過去に蓄積した物事に新たな物事を付け加えるのを止めたり、否定したりということが、例えばその蓄積から利益を得ているために難しくさせる。要はじゃんけんのように、掴む、切る、手放す、ということが大人になれば既設の関係性が複雑でできなくなる。一度掴んだらそのまま、本当に一生掴んだままで済むのであればそれほどシンプルな解はない、一生ものの一芸に秀でるというように。それができないならば何処かで切って手放すという場面がなければ次の何物かは掴めないことが多い。

2017年3月3日金曜日

ララランドは若い男女に

アカデミー賞絡みで、かつライアン・ゴズリングが出演しているララランドを鑑賞した。まず、ジャズ、ミュージカル、映画という米国の三大文化とその歴史が背景に厳然とあって、そのような文化のない日本では考えられない映画で、そのような文化的背景の中で男女が夢を追い、愛を育むことができるということが羨ましい。内容は、夢、仕事、恋愛の関係性をミュージカルで、美しい映像やプレイパフォーマンスで、喜怒哀楽が描かれていて、男女で観た後に相互に感想を言える関係性であるか、過去の経験にものすごく左右され得る。若い男女が観るべき、かつ、35歳前後の男女が観るべき、そこで感想を聞きたい映画だと思う。男女を問わず、自身に合わせた回想があり得る。

幸福の原理が失われる社会を眺める

幸福を経済と結び付ければ経済状態で不愉快になり、人間関係と結び付ければ関係の変化で不愉快になる。幸福と何らかを結び付ける限りその状況の構図は変わらない。更にその結び付きが精神に及ぼした不愉快な影響、例えば喪失感や不均衡を何らかをもって解消しようとすれば、その対象に結び付いた解決がまたその状況の変化により不愉快にさせる。対象を管理可能性のない外部、他人、物事に求める限り、その根本は変わらない。個の意思として、好きか否かが問われて、そこを起点に選択し、個の管理可能な物事を基礎として動線を描いて組み立てなければ幸福は持続しない。例えば、学歴を求めて学校を選び、安定を求めて職業を選ぶというように。個の外側から情報が入る場合には、常に、そうとは限らないが、を前置きしてから考える。それができないならば、社会からしばらく距離を置いて、例えば、山林に小屋を建てて、経済循環に組み込まれない仕組みにしたり、常に不特定の場所を移動して、特定の社会に拘束されない仕組みにする。個の意思として概ね納得できるのか、好きか否か、例えば事業そのものが好きで始めたことか、自分のペースで完全に止めたり、規模を変化することができるのか、それは生活の質に繋がる。その上で富の原理を組み立てる。他人がどうでも変わらないのに他人の都合に合わせ過ぎたお人好しではなかったか。自分を中心に好きなことをすれば良かったというような、後悔をするなら最初からやらない方が良い。

2017年3月2日木曜日

確定申告費用数十万円を節約する

個人事業や同族会社で事業を行い、収入を不動産に充てて賃料収入を得る場合に、不動産収入の方が効率が良いと感じるのか、事業の方が効率が良いと感じるのか分かれると思われる。労働集約型の事業の場合、人を雇って客に責任を負い、その他利害関係者に対するリスクを負ってまでやる事業と比較して、不動産、特に土地は価値の下落がしにくく、陳腐化しないことや安定収入となることを考えると前者の感覚を持たれて、次第に不動産事業にシフトする方が多い。即ち、店をやるより店を持ってやり時期が来れば店を貸した方が楽だという判断である。この場合の確定申告は一般と不動産であるが、不動産収入が上がり始め数年は税理士に頼むのも良い。もっとも、確定申告の控えを良く検証して、どこの数値がどのような計算でどこに記載されるのか、を把握して、毎年、会計手法をシンプルにして行き、ある段階で自己処理に転換するのが良い。既に、インターネットで説明を見ながら本人で申告書を作成することが簡単になっており、売上、経費、控除といった資料が揃えばサイト上で申告書を作成することができる。既に会計ソフトや税理士委任は小規模事業者にとっては不要な時代になっている。 https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm

2017年3月1日水曜日

為替差益が丸亀製麺に向かう

昨日は28日にわとりの日で、ケンタッキーフライドチキンの割引があったが、為替レートがドル安で1000円以上の利益を確定させず、持ち越したところ夜になってドル高に振れた為、500円分の利益が出るだけのドルを売り、利益を確定させた。1日は丸亀製麺の釜揚げうどんの日で半額、4と5日はスガキヤすーちゃん半額デーとなるから為替変動に乗じて利鞘で支払いを済ませる。丸亀製麺は、天ぷらを買えば半額の意味を失うので我慢する。丸亀製麺のスマホアプリのクーポンで天ぷら半額となるが、併用できない。ユニーのモール内であればユニーファミマの商品券を使って、お釣りを貰うことができる。1000円の商品券は980円くらいで買えるだろう。イオンのモールは雨天の散歩に良いが、1分歩けば80円の時給を失うので、ついでの用事がなければなら採算に合わない。

2017年2月28日火曜日

煽られる消耗都市

東京都心の資産構成をみると林立するビルは労働者を抱える容器であり、電車は労働者を移動する通路となる。ここに賃金以外に労働者に帰属する付加価値は乏しいので毎日繰り返す離合集散は労働の吸収と賃金の排出を繰り返す肺又は心臓のようなものであろう。この繰り返しで幸福を得られなければ、単に気力を消耗する過程に過ぎず、運良く労働を提供することなく生活が成り立てばこの過程が馬鹿馬鹿しく映るかもしれないが、それは一時的な状況からの立論であって、自身が幸福を得られなかったことの嫉妬かもしれない。

カルボナーラのパスタ

コップに、生クリーム、成分無調整牛乳、塩、味の素、砕いたカラフルペッパー、ナチュラルスモークチーズ、炒めたベーコンを入れる。鍋で、コップを湯煎し、沸騰したらカップを上げ、チーズを溶かしながら、鍋の残り湯で平打ち生パスタを茹で、茹で上がったパスタをフライパンに移し、残り湯を皿に移して皿を温める、フライパンでパスタを炒めて水分を飛ばしたらソースと、黄身を加える。

2017年2月27日月曜日

5つの化学は省人化を進める

先日、駅前にある地下時間貸駐車場が完全無人化されて自動販売機でカードを購入する形態に変わった。すると地上にあった機械式の時間貸し駐車場は月極駐車場となり時間貸し駐車場は廃業となり、窓口の担当者はいなくなった。省人化の荒波は、ガソリンスタンドからスーパーのレジ、銀行窓口まで及び、更には税理士の記帳や申告にまで及んでいる。スマートフォンが、あらゆる家電を呑み込んだように、間も無く、人口知能以前に、全ての人と仕事は4インチのフルイにかけられる。全ての生活や事業を4インチのサイズに収めることを考えなければ、生き残ることは難しくなると思う。これからの世界を生きる者は5つの化に曝される。ボーダレス化、フラット化、クラウド化、リキッド化、そして、場化。更にそれが進むにつれて反作用が軋轢となって揺り戻しを受ける。ボーダレス化が進めば均一化に対する軋轢はボーダーを求める急進化が生まれるように。そして富が一点に集まる時、それは社会の反作用の中にあるかもしれない。ボーダーの中、フラット化し得ないドット、クラウドに置き得ない情報やアナログ分野、そして他との交わりを絶ったソリッド。社会が化学変化する中でその変化に曝されない分野や構造に存在することが問われる。

風呂の日

26日は風呂の日で、各地のスーパー銭湯では割引やサービス券の配布がある。公売や競売の情報を見ていると、加賀、飛騨、熱海、鬼怒川といった温泉旅館が売却に付されており、このような物件の落札について相談を受けることがある。20年ほど前であれば、高度経済成長時代やバブル時代の余韻があって、遠方に出掛けてスノーボードをした帰りに温泉旅館によるという旅行も流行るであろうが、経済が停滞して、若者が少なくなり、自動車や旅行に充てる時間や資金が乏しくなれば、このような温泉観光事業の規模はリスクになり、資産を維持することは困難を極める。売却物件の近隣の事業主体を調べれば、既に中国や韓国の資本が物件を買収をしており、海外からの観光組に向けた営業ノウハウがなければ経営は安定しないのであろう。日本の社会は既に若者世代に余裕はなく、近場に大江戸温泉物語などの温泉があるのに、敢えて温泉旅館に行くのかという費用対効果を見れば、往復交通費を掛けて、疲労してまで観光地に向かうのは見合わなくなったのかもしれない。温泉などの効用も帰宅の疲れで失われる。温泉に関する規制緩和もあり、数万円を負担するよりも、週末数百円でスーパー銭湯に行く方が、生活のクオリティは上がると考えるのだろう。若者に堅実さが失われていないのは幸いである。

LED

事業所の電気料金について、かつて賃借していた居室は、事務所ごと個別の電気メーターを設置しておらず、又はその数値を伏して、ビルの全フロア面積で全電気料金を割って賃借面積を掛けた請求をしていた。事業の効率化が進み、事務所の使用頻度が減ったにも関わらず電気料金が下がらないという疑問が生じ、先の請求方法を確認した。月4万円もの電気料金を請求されていたのだが、直ぐに近隣で小さな自社物件を見つけ、即断即決で手付けを打って購入し、翌々月に移転したところ管理費は発生するが電気料金は数パーセントに削減された。そのビルには別の同業者が現在まで入居しているから、概ね350万円ほど電気料金を負担していると思われる。これに数百万円を足せば近隣事務所を購入できたので最善の選択ができたと考えている。以降、電気料金の節約には厳しくなり、少しずつ、LED照明に切り変えているが、先日、ビックカメラで気になる商品があった。薄型LED照明で、磁石や両面テープで貼り付けるタイプであり、この方向での技術が進めば、照明の電気工事の内容はかなりの変化をする可能性がある。また、LED水耕栽培に利用できると思われるので、自作のプラントを作る予定である。

2017年2月24日金曜日

もやしのナンプラー炒め

投資資金を用意する場合に、賃金労働や個人事業をされている方ならば、消費を削減して貯蓄に励むことは避けられない。しかも具体的な投資場面が来てからでは遅い為、投資場面が訪れる前から事前に準備する必要がある。初任給が20万円であれば、取り敢えず150万円の投資資金を取り分けて、ネットバンク以外の銀行や信用金庫を解約し、銀行などではなく郵便局に、できれば80パーセントを貯蓄して、残りで生活する。消費削減に徹することが必要になる。150万円貯まれば、地方の海岸沿いなどの戸建てを落札して、月3万円くらいで、既に銀行ローンで失敗した債務者に賃貸することができるだろう。銀行口座に貯蓄すればある額を超えた段階でその預金残高を把握されて仕組債や投資信託、最悪カードローンやクレジットカードを勧められる可能性が高い。このような、気味の悪い営業方法で、預金と貸金の利鞘を稼ぐモデルなので、できれば関わらない方が良い。貯蓄をする為に消費を削減することは動機付けが弱くなるが、例えば食費であれば、ダイエット、便秘解消と腸内環境の改善を目的にすれば踏ん張りが効くかも知れない。例えば、国内資本で国産野菜を売るユニー系のスーパーでは、閉店近くもやしが半額になり、同じくファミリーマートではシーズニングが半額の50円台に値引きされることがある。これらを買って1日1食、できれば昼食を置き換えれば、シーズニングは一袋の半分しか使用しない為に、食費は1食50円以下にできる。こうやって、1日の食費を500円以下にした上で、貯蓄をSBIネット銀行などを通じてドル預金すれば約10万円のドル預金が1円ドル高に振れた場面で円に戻してデビッドカードで支払うことで食費を為替変動で賄うことができる。経験上、もやしの購入で恐らく体重の2パーセントから5パーセントがダイエットすることは確実と思われる。

2017年2月20日月曜日

富裕の原理

収入源には労働収入と資産収入があり、自身の時間をそのまま提供して賃金を得る場合、その時間を原料にして付加価値を付けた商品や役務とする以上、付加価値は雇用者である企業や個人事業といった使用者に帰属する。食料品に例えれば農産物を作って原料を納める一次産業と同じ位置にある。これはご自身の勤務先がサービス業だからといっても変わらない。そして、自身の時間を提供して得た賃金、これは原価に当たるのだが、これを例えば自宅のローン、賃料、食料品といった衣食住一切に伴う商品や役務の代金として支払うのであれば、付加価値を付けた労働収入を得ている訳ではないのに、購入する商品や役務は付加価値が付されているのだから一向に資産形成されないばかりか付加価値の差分だけ資産は毀損する。資金はいつでも増やせるが、時間は増やしようがないからである。

2017年2月18日土曜日

珈琲店

スターバックス、ドトールやコメダ珈琲店といった喫茶店に行く習慣がある方は領収書を集めてどのような場面で利用したのか検証すると良い。喫茶店は、テナント賃料を負担してその場所を客に貸すことで利益を上げており、珈琲そのものの原材料費は極めて低廉で、数パーセントに収まることが多い。その他の商品ですら20パーセント以内とされ、これを超えると自社物件での純喫茶を家族経営するのでもない限り経営維持は難しい。まずはご自身で喫茶店に投じた金額をもってブルーマウンテンNO1の豆を買い、ハンドドリップを試みて、その味と喫茶店のコーヒーの味を比較する必要がある。朝起きて、銅なべで湯を沸かし、珈琲をドリップして余った湯で日本茶を作り日本茶はミニボトルに注ぐ。珈琲は朝しか飲まないと決めれば外出中に喫茶店によることはなくなる。人間の身体は最低2時間以内に水分補給を必要とすることは、経験上、生理現象として把握しているから、外出中に水分補給が必要となればミニボトルから補給することでペットボトルの購入を控えることができる。更に、空腹で外食に至ることが予想されればドラッグストアやスーパーでパンやペットボトルの見切品があるので必要推定量を自動車に用意しておく。このようにして余った資金はおそらく年間5万円から10万円になる。

2017年2月17日金曜日

抹茶

節約節制をする為に、何をしたらどうなった、何を食べたらどうなったといった感覚に注意を払い、自身の精神と身体の調子を情報として記録して管理してその情報に基づいて生活や事業のあり方を改良改善すると良い。例えばサウナに行ったら頭が冴えて翌日早起きできた、午後にコーヒーを飲んだら就寝時間が零時を超えたというように。このような記録から、コーヒーは午前に1杯、それ以降は避ける、翌日朝から頭を使う予定があれば前日夜にサウナの予定を入れる、といった工夫ができる。おそらくホルモンバランスに関係するのは、経験上、鉄板焼きで肉や海鮮を食べた場合又は抹茶を飲んだ場合にバランスされると思われる。理由は分からないままで良いので、自身の経験した感覚からどうなったのかを纏めておくのが良い。抹茶の場合、髙島屋やユニー系のスーパーでは、運が良いと宇治抹茶や西尾抹茶の割引品が1000円程度で並ぶことがある。この類は国産で高級品の為に一般の方々に買われることが少ないからか売れ残り易く割引になる。値は張るが見つけた場合は間違いなく纏め買いしている。ビタミン剤を買うよりも効率よく体調を整えることができるし、茶を点てることで精神性を整えて日本文化を支えることに繋がる。

サッポロ一番しょうゆ味

節約節制をする場合、まず検討すべきはスナック菓子やカップラーメン等、加工の程度が高い商品の購入である。この類の商品を買いたくなる衝動の本質はストレスなどの精神失調から塩分や糖分を求めることが多く、ストレスの発生を防ぐことで自然と購入量は少なくなる。生理現象として、一定の頻度でこのような衝動が生じることが予想されるのであれば、その衝動が生じたときに買うのではなく、前以て用意する方が良い。ドラッグストアやファミリーマートなどでは定期的にこれら商品が半額などの割引になる。前以て購入すれば1個60円程度で買い置きすることができる。次に塩分や糖分をそのまま求めれば精神失調を体調不良をもって解消するに過ぎない。例えば塩分の摂り過ぎによる肝機能障害や糖分の摂り過ぎによる糖尿病やメタボリックの発症というもので、例えばカップラーメンでは、粉末スープの使用量を半分にして、残り半分を乾麺などの割引を買ったときに使用する。そして塩分の減少分をラー油や唐辛子などの別の味覚で賄うという工夫が要る。従前の味付けがいかにオーバースペックであったのかが明らかになる。同様の検討は消耗品の全てにおいて当てはまる。購入価格を半額にして、かつ、使用量を半分にして、かつ、使用期間を二倍にする、その為に向けた知恵を集積すると良い。

夜行バス

時間を有効活用する為に、出張や移動の機会をできる限り統合して、移動回数を少なくして、移動時間を短縮する。しかし、予定が詰まってくるとその予定を処理する為に速度を求められるようになり、特急や新幹線を利用することになりかねない。しかし、その速度で還元された時間あたりに投じた費用や、その速度で得られる利益を見たときにそれが自分の為になったのかどうかはよく検証された方が良い。その人自身の価値は速度を上げても変わらないというのが本質ではないか。ときには多忙であることが充実であることとイコールではないと思われる。特急と快速で30分しか変わらないのに特急を利用して、到着したら予定をこなし、帰り喫茶店で時間を潰す、というのであれば速度の追求が一貫していない。東京から大阪に出張する場合、例えば深夜の睡眠時間を移動時間に充てて高速バスを利用すれば速度の追求は解消する。費用はおそらく15000円ほど節約されると思われる。睡眠については、BOSEのノイズキャンセル機能、TUMIのアイマスク、ドリエルやワインを利用する。

2017年2月16日木曜日

レイチェル・カーソン「沈黙の春」

学校図書や教科書でもお馴染みの「沈黙の春」は、防虫を目的とするDDT等農薬の使用が、生体濃縮を経て魚類や鳥類を脅かし、更には人間を生命の海と見立てて発癌や不妊の影響を与えると警鐘を鳴らす。更に人間の血液に防虫機能を持たせるという例えは、後の遺伝子組換作物やデザインベビーを想起させる内容で、その優れた洞察力や先見性が示されている。

予測

予定を処理する為に自動車での移動を要する場合、その移動時間における生産価値はタクシーの運転手と同じである。外科医が自動車を運転した時点でその機能は運転手となる。外科医が外科医として付加価値を提供できるのは患者との相対関係をもって初めて成り立つ。ここで例えば弁護士ができる限り資格を要する法律事務だけを処理して、単純作業を事務局に振り分けたいと考えるかもしれない。弁護士が外科医と同じであればそのような考え方も成り立つ。では弁護士と事務局が毎日往復2時間の通勤時間を負担して、賃借した事務所に赴き、各自分担された事務を処理するというときに、先の振り分けによる分掌は意味を維持するのか、ということは検証された方が良い。ここで情報通信関連の仕事をフリーランスでされている方や、建築士やデザイナーといった仕事をされている方は、わざわざ事務所に赴くのであれば、在宅で処理できる事務は風呂敷残業をもって自宅に持ち帰ってその時間を在宅勤務に振り向けて処理する方が合理的と考えるだろう。ここで通勤時間は事務処理に向けた時間に充てられて、生産価値がタクシーの運転手や車掌になってしまうことは避けられる。更に、資格を要する事務が断続的ではないならば、通勤時間を還元した時間で単純作業を自ら行って人件費を減らす、又は、勤務時間あたり人件費を増やして生産性を上げることができる。

2017年2月15日水曜日

財布

富裕層がどのような財布を使っているのかという雑誌記事があり、ある方の財布のあり方へと誘引してあるが、因果関係が逆である方の財布のあり方を真似たところで富裕層に至ることはない。まず、財布に入金できる金額の上限は長財布で100万円であるが、そのような金額を入れて使う機会はまずない。それ以上の金額を投資する場面では銀行振込か保証小切手を使う。財布に入れた現金は概ね消費財の代金に充てられて、かなりの確率で消費され、投資に回ることな少ない。投資する場面では財布を媒介することはまずない。富裕層が金融資産を数千万円持つ場合、為替の変動だけで数十万円変わるのでそのリバランスをした差益で消費財を買う。例えば本日ドル高円安に振れたが、その際に外貨を円に替えて円建てでデビッドカードで買い物をする。財布はバイパスすることなくカードだけで差益で買い物をしている。このような節約をして貯めた預金を不動産や証券などが下落した機会を捉えて購入する。やはり財布はバイパスしていない。基本的に財布をバイパスするほど金は失われると考えた方が良い。

2017年2月14日火曜日

旗竿地

土地が敷地延長となるいわゆる旗竿地のうち、竿部分のみが何らかの理由で公売や競売に付される場合がある。この場合に入札に参加するのは旗部分の所有者か、旗部分の所有者に転売する目的の業者が考えられる。まず、竿部分の権利関係で、所有、共有の2つが考えられる。所有の場合、従前に賃貸借などの通行権が設定されていない限り旗部分は売却により袋地、囲繞地になる可能性が高く、再建築不可になると思われる。もっとも、囲繞地通行権は認められる場合が多い為、旗部分の使用収益に直ちに支障が出るわけではない。旗部分の土地を分筆して竿部分の土地が生じる場合には通行権の対象が竿部分に制限されると思われる。これらの場合の旗部分の土地建物はライフラインを竿部分に依存する為に価値が相当下落すると思われ、竿部分の所有者が旗部分の取得を目指して交渉されるも、再建築を念頭に置いた数十年スパンの待ちを要するかもしれない。ここで、通行権を維持した余地でバイクガレージなどの設営ができれば待ちのリスクは軽減する。次に竿部分が共有持分の場合、持分を取得しても旗部分の所有者が竿部分の持分を維持する限り旗部分の土地建物の使用収益に何らか問題はない。竿部分の使用収益に伴う損害金を、請求する余地が残る。又は共有物分割請求をするが、旗部分の所有者であれば竿部分の共有持分の価格賠償による取得を求めれば、恐らく認める判決になると思われる。すると竿部分の共有持分を取得する意味が問われて、これは、竿部分の共有持分を落札する価格を下落させる理由にもなる。しかし、建物の再建築において竿部分が接道義務を満たす場合に、建築確認申請は持分全員の同意を要すると思われる為に、再建築時に持分関係がネックになる。竿部分の共有持分権者はこの手間を旗部分の価値下落要因と見るかもしれない。旗部分と竿部分の共有持分を合わせて売却する場合に価値下落要因となる。

2017年2月13日月曜日

手帳

自身の時間を管理する為に手帳を持つことがあるが、手帳の使い方を誤れば社会や他人の都合に合わせた予定を入れてしまい振り回されることになる。まずすべきは自身の予定を空白の状態で一番最初に記入して、その部分には予定を入れないようにすることだと思う。既に予定しておれば、例えば大まかに遠方に出張する予定を春か秋の気候の良い時期に纏めるようにして夏冬を避ける。更に週末週初に出張を予定して週末の休みと連動して旅行を繋げる。短距離の外出は隔週で外出する週と外出せずに生活や所内作業に充てる週を分ける。予定を追加する場合は別の予定の場所や位置を確認して遠方から連続して処理して交通の回数を減らす、銀行や郵便局など外出先の混雑などを想定して郵送や電子処理や通販を利用するなどの工夫が必要になる。できる限り自身の身体が移動することなく、物質や情報だけが移動するようにして、じっとしたまま処理できるように工夫する。最終的には月数回の予定で同じ収入を得ることができるようになれば生活は落ち着いたものになり、ひとつひとつの物事を考えた上で処理できるようになる。最終的には手帳は要らないかもしれない。現時点では名刺サイズの手帳を利用して、名刺入れに紙幣と手帳を纏めて入れている。

財布

富裕層の財布が雑誌で特集されることがあるが、通帳に5日おきに数万円の家賃や地代が入金されるようになると油断して財布を新調して現金をたくさん持ち歩きたくなるかもしれない。しかし、自分の労働力を提供することなく、不動産投資を通じて、ある程度の収入を得るようになれば、時間に余裕があるため、おそらくストレスが少なくなるのもあり、殆ど現金を使うことはなくなり、財布を使う頻度も少なくなる。ここで、財布を廃止して名刺入れに1万円とデビッドカードを入れておけば鞄を廃止して手ぶらで外出することができるようになる。現代での銀行のATMは、かつてとは異なり子会社の消費者金融業者の返済用に使用されているから、キャッシュカードで出金しても誰かが消費者金融の返済に追われて入金した現金を持たされることになり気分は良くない。できれば郵便局とネットバンクを利用して、更には両替機を利用して数万円を新札で用意して置いて、1万円だけを所持して、現金払いはデビッドカードで行うのが良い。消費は、コンビニやスーパーでは必ず値引きコーナーから選び、1回500円以内、収入の5パーセント以内、閉店時間や割引時間を把握して購入する。更に商品券を買って置いたり株主優待を併用するなどの工夫をする。全ては、いかに消費を減らして投資資金に振り向けるか、入札は日頃から準備が始まっていると心得た方が良い。