合衆国がパリ協定を離脱したことが皮肉にも好感されてドル高株高に至り、年金問題を個人的に解決して手仕舞いした方々が多いと思われる。年金基金も多額の含み益を出していると思われるが、この時期でのこの展開は売りのサインと思われて、近く、軍事的衝突の可能性があると思われる。その時が証券や債券の投資機会を提供する。環境問題がもはや政府のレベルの問題ではなく巨大化した個人や企業のあり方の問題である以上、政府が法規制や協定で解決するには限界があるという捉え方であろう。地球の裏側からジェット燃料を使ってじゃがいもを輸入したり、オリンピックプール分の淡水を使って育てた牛乳を地球の裏側から運んで、半分食べるも半分は廃棄するという状態を政府がどうこう言うのであれば、より大きな政府が不利になるという主張も出てくるだろう。飛行機1時間で国境を越えればサッカーグランド数十枚分の熱帯雨林を伐採して焼き払い小麦畑にしているのだから。
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