2017年4月19日水曜日

凶悪犯罪者が生まれる仕組みは猫社会の情報網が把握している

酒鬼薔薇聖斗事件、タリウム事件に先立ち、現場近郊の猫に対するいたずらが先行して発生し、また、PC遠隔操作事件の真犯人が発覚したきっかけは猫の首輪であった。このような経緯を見れば、税金を投じて保健所が猫や犬を捕獲して殺処分すれば、このような兆候を社会から見出したり、真犯人が油断するきっかけを与えたりする要因を除去することになると思われる。社会に凶悪犯罪が起きるとき、それが、一時的な暴発による場合はともかく、ある情報を入手してある思考を醸成して性格を形成して犯罪が起きるとき、いきなり人間を対象とするのはハードルが高く、まずは猫などの弱く人に懐く動物が対象となる。するとこれら動物を社会から除去すれば、犯罪者が性格を形成する過程を客観的に表す指標が失われ、予防することは困難になる。次に、例えばタリウム事件の犯人が酒鬼薔薇聖斗事件を参照していたように、過去の犯罪に関する情報は次の犯罪に至る意識の形成に影響を与える可能性が高い。現代では、ある単語で検索をすればその単語に関する情報が延々と提示されて、それがある悪しき性向を持つ場合にそれを止める方向の情報に触れることが少なくなり、より深く強く、独自に完結した世界観を形成するかも知れない。このときに、人間からはその人間の内側を見出すことはできず、本人も他人にその性向を伝えることは憚られるから、猫などの弱い動物が犯行予備群に一番近づくことができるのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿