富裕層がどのような財布を使っているのかという雑誌記事があり、ある方の財布のあり方へと誘引してあるが、因果関係が逆である方の財布のあり方を真似たところで富裕層に至ることはない。まず、財布に入金できる金額の上限は長財布で100万円であるが、そのような金額を入れて使う機会はまずない。それ以上の金額を投資する場面では銀行振込か保証小切手を使う。財布に入れた現金は概ね消費財の代金に充てられて、かなりの確率で消費され、投資に回ることな少ない。投資する場面では財布を媒介することはまずない。富裕層が金融資産を数千万円持つ場合、為替の変動だけで数十万円変わるのでそのリバランスをした差益で消費財を買う。例えば本日ドル高円安に振れたが、その際に外貨を円に替えて円建てでデビッドカードで買い物をする。財布はバイパスすることなくカードだけで差益で買い物をしている。このような節約をして貯めた預金を不動産や証券などが下落した機会を捉えて購入する。やはり財布はバイパスしていない。基本的に財布をバイパスするほど金は失われると考えた方が良い。
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