2017年5月28日日曜日
喫茶店や外食店、新幹線の利用を控えて浮かした数万円差で物件を落札する
以前、毎月数万円の地代が発生するビル底地を落札したが、数万円差で次順位買受申立人がいたことがあった。価格差はひと月の地代程度で回収される。このような経験をした際に、なぜ当方が最高価買受申立人になれたのか、なぜ次順位買受申立人は次順位だったのか、と検証する。値決めは殆どその時勢の相場観によるが、最終的には日頃から物件が発生する前から何らかの物件が発生することを想定して準備をしておくということに尽きる。例えばある物件が上場会社の本社敷地の隣地であって、その会社がその物件の存在に気が付くのか、気が付くとして、入札期間までに資金を用意して、社内の稟議を終えて価格を決めて応札できるのか、という検証をする。この場合に会社の規模から手続きの期間や工程でその応札に間に合わないということがあれば、単純にシステム上の原因で買うことができなくなる。次に資金手当てを準備する必要があるが、これを銀行融資によると銀行の決済を待つことになるがこれが入札期間までに収まらなければ同じ原因で買うことができなくなる。このようなことがあるとすれば、例えば不動産投資に限らず事業全般に遅れをとることが推測される。それは速度では回収し得ない、早くない、というだけで負けるシステム上の不利と言える。そうすれば、始まりの遅さを表面上挽回する名目で、夜行バスよりも数万円高い負担をして新幹線に乗り、到着するや、新幹線で早めた時間をスタバでの作業で使い、入札すれど落札できない結果となる。その時のコーヒーは数万円の価格に等しく、更に落札できないその一日は無駄な時間に転換する。以上の原因で、常日頃から数十円レベルの節約を徹底して貯蓄に励み、また、それを流動性の高い証券や為替で運用して、来るべき不動産投資機会に準備する必要がある。
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