2017年7月12日水曜日

うさぎ小屋でモノ消費するか小屋を出てコト消費するか

癌の闘病生活を報告するブログの人気が高かったが、それが終わると同時に離婚協議を報告するブログが人気となり、ブログのアクセス数という広告価値が移転した。そこにモノとカネの交換はなく、自己の私生活など経験を情報として発信することに対する関心が、第三者からの評価となって資産価値が認められる仕組みになる。ここに報道という第三者の媒介を許せば、情報の切り取りや評価が加えられて、発信者からすれば正しさの担保がされない不安となり、閲覧者からすれば、情報の正しさを発信者が担保してその責任を負う正しさの担保となる。報道からすれば、これは一方からの情報で、他方からの情報がない限り正しさの担保として不十分と考えるかも知れない。モノ消費であれば一回的消費で経験されたものが、コト消費ではそれに情報が加わり時間の経過という変化が避けられない。例えば行政書士やコンサルタントやカウンセラーがセミナー商法やスピリチャル商法をするというコト消費を売ることにおいて問われるのは、後から検証して、改めてその行動をとるか、ということだと思われる。

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