2017年4月28日金曜日

価格を米、ガソリン、金の質量あたり単価に換算して買い物をする

ドラッグストアであきたこまちが5000グラム約1000円のおつとめ品で売られていたので購入した。このときの米は1グラム0.2円であるが、そのときのハイオクガソリン価格は1キログラム約145円で1グラム0.145円、金は1グラム4850円である。ポテトチップスはコンビニ価格60グラム180円であればグラム3円、これは150円でも大きく変わらない。ペットボトル飲料は、500グラムで150円、グラム0.3円。ここで比較して、様々な思いが生まれる。例えば、コンビニで、棚一列半分を割いてポテトチップスを並べる意味やコンビニエンスストア事業の可能性についてなど。買い物の価格をグラム単位に分解しかつ、米、ガソリン、金と比較する視点が重要になる。

2017年4月26日水曜日

昼食でコンビニや外食をすれば金は貯まらない

今年就職をして4月に初めての給料を貰って学生時代の金銭感覚が狂い始める方々は、領収書を保管して家計簿を付ける必要がある。ここで、例えば昼食にコンビニエンストアで弁当を買い、又は外食をして毎日800円から1000円を消費したのであれば、貯蓄は困難となる。午前9時から12時まで働いた賃金が3000円程度でしかないのにその30パーセントを昼に消費するというのであれば、加えて30パーセントを家賃で消費する方々もいるだろうから貯蓄は困難となる。コンビニエンスストアや外食産業の為に午前中働いたのではないのだから、自宅で弁当を用意するなどの工夫が必要である。例えば、帰宅時間が午後9時ころになるというのであればユニー系列のスーパーであれば国産食材を利用した弁当や惣菜が半額になるのでこれを購入して当日の夜食と翌日の弁当に移し替えることが可能となる。これだけで昼夜二食を500円に収めることができる。この金額であれば、毎月の賃料を5万円単位でドル安時にドルを買い建てて、ドル安時に売却することで賄うことが可能となり、うまくやれば二食分の食費を月10回ほど為替差益で自腹を切らずに賄うことが可能となる。

ドル高に振れたので円に戻して食材ビンゴでレッドカレーを作る

ドラッグストアでレッドカレーペーストが半額になっていたので全部購入していたところ、筍が生えてきたので収穫し、ドルが戻したのでドル売り円買いで利益を確定し、その利益でピアゴのおつとめ品で豚こま、エリンギ、茄子といった食材を買い、レッドカレーを作る。鍋にココナッツオイルを入れて、食材を炒めてから、レッドカレーペーストを入れて、ココナッツパウダー、湯、カフィアライムリーフを入れて煮込み、沸騰中にナンプラーを入れる。レッドカレーペーストの原料は、唐辛子、レモングラス、にんにく、塩、ガランガー、玉ねぎ、カフィアライム、エビ粉末とある。宗教上豚が難しい場合は鶏肉に代える。

2017年4月25日火曜日

財布を忘れた富裕層は、稼ぐ、儲ける、というマーケティングを嫌悪する

不動産の取引に関われば叩き上げでゼロから数億ほどの資産を蓄積した経営者と会う機会があるが、その後の付き合いを見てもまず稼ぐ、儲ける、といった行動を要素とする言葉には無縁で、寧ろ内心嫌悪している方々が多い。そこに至るまでに散々な苦労して、失敗をしながらの結果であるので、今更、稼ぐ、儲けるという必要がなく、仮に更に稼いでも使い道があまりない、というのもある。そこで交わされる会話は、野球や相撲や釣りやゴルフや旅行、金がかからないか、かかるとしても知れている話題が多い。だから日常で資産が財布をバイパスして流出することはなく、溜まる一方で、溜まる源泉は不動産や配当、事業からの収入で完結していて、自らの時間を賃金に変えるという思考があまりない。稼ぐ、儲けるという思考から入る取引は、損益取引で、資本取引ではないので、これを繰り返しても資産は維持できない。富裕層が本当に稼ぐ場面は財布をバイパスしない取引で、しかも会話は一切不要で静謐に完成する。

2017年4月24日月曜日

資源配分の誤りで環境変化に適応できず自然淘汰される

ダーウィンは、種の起源で進化論を述べる中で、ある海岸近くに住む昆虫の羽は全て不完全な奇形であることから、奇形ではない羽を持つ昆虫は全て風に揉まれて海に飛ばされて死滅し、羽が奇形であるものだけが生き残ったと述べていた。そして自然淘汰について、確か、環境に適応したものは多数派を構成するが環境に適応したものは環境変化で多数派を問わず淘汰されて、少数派であれ環境の変化に適応したものが生き残る、この例によると、海岸近くではないか環境に適応したものは羽が奇形でない種が多数派を占めるが、海岸近くの環境という変化があればその多数派は自然に淘汰されて、少数派であった奇形の羽を持つものが多数派となる、ということになる。ダーウィンが、人間の由来で、遺伝子の発見以前に、人間の筋肉の形態の多様性から霊長類からサピエンスが派生する迄の振れがあり得るという文脈がある。ハラリのサピエンス全史で、サピエンス以外にも人類の種は存在し得たのに、例えばネアンデルタール人はなぜ絶滅し、遺伝子だけをサピエンスの一部に残したのか、という論考で、脳が必要とするカロリーは8から25パーセント、これをサピエンスより体格の優れたネアンデルタール人が維持することができるか、更に火力による食糧革命と言語による認知革命がサピエンスの生き残りに有利に働いた、という指摘をされている。資源配分の誤りで会社が傾くなどの失態がある中非常に興味深い。

学校慣例が子供の身体を破壊し、少子化が進行する

フィギュアスケーターが回転ジャンプを極めることができずに引退が相次いでいる。学校の慣例として体幹が不安定な年少時にランドセルに教科書を詰めて背負わせる為に、体幹が踵側になったずれた形が自然と脳が判断し、又は、ランドセルを背負わない時に必要以上に前屈みの猫背をする癖に繋がる。これは踵と爪先の高さに差異のある靴を利用することで相まって脳が混乱して将来の肩凝りや姿勢の悪さや交通事故の原因となる。身体が意思決定から脳の神経を通じて思った通りに動くことがスポーツの基本にあり、この混乱は僅か数センチのズレで転倒するスケーターには致命傷を与えるし、その是正が練習という無駄を生んでいる。海外ではこのようなことをさせている国は少ない。同じことは制服、特に子女のセーラー服や制服に当てはまる。早朝通学からスカートを強制すると、体温に多大な影響を与える下半身特に太腿以下を冷やし、常に下半身を冷やすことになり、冷え性の原因となる。更に、冬場に体調不安定でウィルスに感染し易くなり受験期や試験期間の体調不良は女子の一般的な成績不良や学歴低下を齎し、社会進出に消極に働く。低体温症は妊娠に必要な体温に到達せず、不妊症を引き起こす。これらは最終的に少子化に繋がると言われている。

2017年4月19日水曜日

凶悪犯罪者が生まれる仕組みは猫社会の情報網が把握している

酒鬼薔薇聖斗事件、タリウム事件に先立ち、現場近郊の猫に対するいたずらが先行して発生し、また、PC遠隔操作事件の真犯人が発覚したきっかけは猫の首輪であった。このような経緯を見れば、税金を投じて保健所が猫や犬を捕獲して殺処分すれば、このような兆候を社会から見出したり、真犯人が油断するきっかけを与えたりする要因を除去することになると思われる。社会に凶悪犯罪が起きるとき、それが、一時的な暴発による場合はともかく、ある情報を入手してある思考を醸成して性格を形成して犯罪が起きるとき、いきなり人間を対象とするのはハードルが高く、まずは猫などの弱く人に懐く動物が対象となる。するとこれら動物を社会から除去すれば、犯罪者が性格を形成する過程を客観的に表す指標が失われ、予防することは困難になる。次に、例えばタリウム事件の犯人が酒鬼薔薇聖斗事件を参照していたように、過去の犯罪に関する情報は次の犯罪に至る意識の形成に影響を与える可能性が高い。現代では、ある単語で検索をすればその単語に関する情報が延々と提示されて、それがある悪しき性向を持つ場合にそれを止める方向の情報に触れることが少なくなり、より深く強く、独自に完結した世界観を形成するかも知れない。このときに、人間からはその人間の内側を見出すことはできず、本人も他人にその性向を伝えることは憚られるから、猫などの弱い動物が犯行予備群に一番近づくことができるのである。

コンビニ店員の残像はICチップを埋め込まれた

コンビニエンスストアの店員はかつて学生アルバイトの典型例としてあげられるものであったが、一部スーパーマーケットでセルフレジが導入されたように、全商品にICチップを埋め込むことでレジ作業を廃止するとの報道があった。関連して、amazonGOでは商品棚に設置されたカメラで商品の購買を管理して、スマートフォンで電子決済する店舗を開店するなど、情報化の流れは省人化、単純労働者の雇用回避に繋がっている。電子マネーを利用する自動販売機の原理で電子マネーを登録後にタグ付き商品を店外に持ち出して決済する方法であればamazonGO方式よりも商品管理や購買行動の把握に優位性がある。更にデポジットやポイント連携を導入できれば容器包装廃棄物の製造者回送と処分に繋がり環境対策になると思われる。

消費者金融会社に対する過払金返還請求をする方々

テレビやラジオのCMでおなじみの法律事務所や司法書士事務所が消費者金融会社に対して過払い金の請求をして20パーセント程度の報酬を得る事務について、あまり快く思われない方々がいるようで、検索していたところ、既に時効が経過した方々が請求を諦めていたり、取引が続いていればまだ時効に掛からないというところで熾烈な受注競争をしているとのことであった。仮にこのような規模の事務所が存在しなかったとして従来の士業が従来のやり方でこれら事務を処理できたのか、という疑問が払拭できず、評価し難いという結論になった。即ちこれら事務所が生まれなければ、かなりの件数の債権を時効に掛けた可能性があり、その分は違法な金利を得た消費者金融会社の利益になった可能性がある以上、社会的な存在意義を否定することはできないということである。本来は、過払い金の返還を義務付ける立法をして行政が消費者金融会社に指導をすることで弁護士や司法書士の事務を不要とすべき問題だったところ、その指導がないところでこのような事業が生まれ、多くの債務者がそのままであれば時効に掛けた資産の回復に成功した、という流れではないか、と判断する。過払い金債権がどの程度時効に掛かって消費者金融会社の利益に計上されるのかという資料を検証したい。

2017年4月18日火曜日

人工知能が人類を解放し人間性を再確認させてくれる

羽生善治氏が、定期的に人工知能について語られている。人間の盲点からの発想を提示する反面、それに頼れば人間は考えなくなる。人工知能の指す将棋の方が面白ければ、人間の指す将棋の存在価値は失われる。人工知能の産み出す分散化したデータを纏めて理解して価値を生み出すのは今は人間にしかできない。創造の99パーセントは過去存在した物事を新しく組み合わせるという人工知能が得意な最適化、残り1パーセントは根本的なセオリーを変える創造で今は人間にしかできないといったような論説をされている。かつて、対論で、組み合わせの中から最適な解を見つけるのが得意で、感性や美意識に訴える物事を見つけるのは不得意だ、という指摘をされている。現時点では人工知能が思考の内、デジタル分野で完結する囲碁や将棋を始めとして、合衆国では判例調査や倒産処理、医療や製薬の治験に導入されてきた。しかし、例えばサイトで見られるイチローのスーパープレーは人工知能では敵わない。人工知能が進化するにつれてアナログ回帰と文化や芸術、スポーツ分野の才能が再評価される可能性が高い。

売上の1割が消費税となる社会変革に対応できる事業に変える

あと2年半で消費税が10パーセントとなり、国内事業の大転換期を迎える。個人事業主であれば簡易課税で差引の影響に留まる可能性があるが、国内事業の大半は売上高純利益率が数パーセント、500円の利益を株主に配当する為に1万円の売上が必要な状態にあり、その売上を海外から仕入れた物事で立てて、かつ、例えば新刊書が古本と同じサイトに並ぶように既に国内に蓄積された中古市場と競う必要がある。大手ですらこのような状態は良くあることなので中小企業は相当の覚悟をもって備える必要がある。事業規模によっては既に間に合わないかもしれない。中途半端な事業は売上を免税点以下にするか事業部門をスピンオフして免税点以下にし、場合によっては売却する。既に、小規模企業共済、倒産防止共済、中小企業退職金共済、確定拠出年金を限度額迄積立てていれば、更なる前納をして課税を回避して来たる不動産価格の下落時の借り入れと投資に備える。銀行からの融資があれば担保不動産が今は天井に近いと判断して適宜売却して返済にあてできれば銀行口座を解約して取引を止めるとともに金融情報を把握された営業を受けないようにする、などの対策を打つ必要がある。

2017年4月17日月曜日

ショッピングモールの投網では日本史上最高の堅実消費世代の若者は捕らえられない

国内最大手のモール事業者の利益率が数兆円に対する数百億円で、その内訳はクレジット販売手数料とモール内テナントの不動産賃貸料で小売部門の赤字を補填する状態にある。このビジネスモデルは電鉄の駅前百貨店に対する郊外の大規模店舗展開で自動車を保有するファミリー層を想定している。20代の若者が年収250万円で、内80万円を家賃に充てている時代で、婚姻率50パーセント、25歳以下の離婚率50パーセント、出生率1.3という状態で、非消費世代と呼ばれ、非常に堅実な消費行動をとると言われている。この世代は、モール事業から学んだかのように、対論的に行動選択をする。つまり、自動車を買うことはなく、自転車を買い、結婚をしないか40代手前まで控え、酒やタバコや外食を控えて貯蓄する。クレジットカードを契約することはなくポイントアプリを格安SIMのスマホにいれて、ポイントのある店舗に滅多に行かない、というように。クレジットカードの与信枠が増えたことで喜ぶ世代は中年で、与信枠すら必要のない生活をしているし、物を買う前に、バーコード読み取りアプリで検索を掛けて最安値を確認してから買わない判断をする。更に輸入品が国内品より品質において実は割高であることも知っているので価格だけで判断しない。このような消費社会で、19年10月に消費税が増税されれば数兆円から得られる利益は吹き飛ぶであろう。するとこれら世代の消費傾向は社会的認知を得るだけのバウンドを持つようになる。

為替差益で菌床を買いエリンギを育てて食費を削減する

ドル円相場がドル安傾向で円建てで入金される賃料収入を将来の支出に備えてドル買いに振っているため手持ちの円建て資金に乏しくなる。先の円安時にドルを売った差益に家賃の一部を当ててエリンギの菌床を買い、玄関にて栽培をしていたところ、約1本の100グラムクラスのエリンギの収穫に至ったので、スーパーでホクトのエリンギ198円/200グラムを買わずに済んだ。100円/1250円/1か月となるため、今後の推移を見守る必要がある。菌床栽培のキットでは、恐らく1キログラムの総収穫量がなければ単体での投下資本利益率に至らない。100円ショップでおがくずを買い、精米機からおからを貰い、混合物を熱湯を通して加熱消毒して、空き瓶に充填し、適宜、種となる菌を添加することで、自家栽培が可能となる。種苗法の規制に注意して種となる菌を確保する必要がある。このような工夫で外部から食材を購買で入手する工程を丸ごと廃止することができる。似たような例はアスパラガス、たらの芽でも可能であり、このような天然備蓄を用意することで、半永久的に食糧供給を得ることが可能になる。

領土にミサイルが迎撃され又は着弾したらどうなるか

核や化学を利用したミサイルがあるものは基地に着弾し、あるものは迎撃されたときに、その周辺100キロ圏内は汚染され、その汚染は周辺に波及していくという被害想定が報道されている。この場合に自給自足できるか否か、汚染されていない土地やその土地からの食糧供給を確保しているのかは生存を左右する問題になる。東北の震災で都内の水の供給が困難になりペットボトルの買い占めがおきたり、北海道の長雨でポテトチップスの供給が困難になるなど、他者に供給を依存することはその供給が汚染され、又は途絶えたときの危険性を孕んでいる。農地の取得に制限があり、個人が自給自足をするには困難な部分があるが、適度な備蓄を分散配置するなどの工夫が必要となる。

過去の経歴を積み上げても未来の自分にはならない

学業、資格、技能といった自己啓発をする際にその内容ではなく、そのイメージに頼る思考があり、そのような思考をとった時点で永続性は失われ、取っ替え引っ換えが繰り返される。例えば、東大卒、元何々、元何々勤務、現在公認会計士、というように。理系の場合はそのような恐らく思考はより少なくて、生物や生命に興味があれば医師や研究者という内容とアイデンティティが結び付きやすく、その為にその内容に従った学業や資格や仕事が形成されやすい。悪く言えば潰しが効きにくい、専門知識が転用しにくいところがキャリアプランに影響する。イメージに頼る選択は、例えば偏差値の高さから興味のない東大文科一類を受験するなどの行動に繋がると、その後の人生は、自身の好き嫌いではなく社会的評価という物差しの上を歩く人生になり、隣の芝生は青い、と思いながら好きでもないことを続ける時間が生まれ、長続きしない。例えば学業や資格とは無関係なタレントに転身したりというように。社会やスポーツで、好きでやっている者と、そうでもない者とがいる場合、どちらか勝るか、どちらか見ていて様になるかは、時間の経過で明らかになっていく。それがやり直しのきく年代なのか、やり直しのきかない年代なのかという場合で、差が歴然とするだろう。このような結果を知る者から見れば、元何々という過去の経歴は直ちに意味を持つものではなく、洋服などに見られるブランド好きという記号的評価、その時点でやっていることとの繋がりが見出せなければ無駄が多く迷いのある人生を読み取る。

2017年4月15日土曜日

技術や知識を他人に頼ればずっと頼り続けることになる

経営陣が外部からコンサルティングを導入したり、大学や研究施設から技術や専門知識を導入すると、社内では技術的に背伸びをした状態になり、これら導入が外せなくなる場合がある。コンサルティング側もそのようなことが契約を切られない理由になるため、安定契約の為に顧客に無理をさせて、コンサルが無ければ維持できないレベルにまで持ってくる。銀行などの貸し込みでも同じようなことがあり、何であれ、他者に頼れば頼り続けることになり、強くなるどころか弱くなる。格安旅行会社や法律事務所や司法書士事務所が、広告を出して顧客を誘引すれば、広告をバイパスした顧客からの収入で経営を維持することになるので、その動線となる広告を外すことができなくなる。このような、嵌め込むやり方は、道徳的とは言い難い。理想は、いつ契約を切っても良い立ち位置を維持すること、サービスを提供するにしても顧客の都合でいつでも切ることができることだろう。良い医師は、最終的には治療や薬に頼ることなく自立できるようにする。最終的に、縁が切れてこそ顧客が成長したと言える。

2017年4月11日火曜日

食材ビンゴが完成しグリーンスムージーを作る

薄切りにしたバナナを300mlのグラスに入れて、希少糖レアシュガースイート、抹茶、スピルリナ、ココナッツスリムスムージー、シークワーサーパウダーを適量加えて擂り粉木で潰し、成分無調整牛乳を加えてかき混ぜ、氷を加える。バナナと牛乳以外は全て半額セールで揃えた。好みで、バジルシードやヘンプシードを加えて完成する。

駆け引き上手の考えが世界を不安定にする

合衆国の大統領が日本政府に防衛費の更なる負担をするよう主張したのと同時期に自国の航空会社に航空機の価格が高過ぎると指摘して値を下げさせた。日本の首相とゴルフの日にミサイルが試射されたのを受けて安全保障の共同声明を出し、某国政府が東南アジアで化学薬品を使用した殺害をした後、中東で化学兵器が使用されるや中国との首脳会談の日にミサイルを発射する。政治経験はなく、発言内容はともかく決断の早さや行動の速さは随一で、その時期は的確で強いメッセージ性がある。有能な経営者であることは行動の一点から明らかと言える。問題は、相手のある交渉ごとで、意図しない状況変化や思考原理に基づく行動が想定外に転んだ場合だろう。国民の半数しか支持していないという、ある意味民主主義のダイナミズムを実現する大統領で、憲法違反も何のその、それは司法の事後的判断に委ねるという、此れまた三権分立を機能させる側面もある。世相が非常に不安定感を増しているのに株価は上昇するという状況で、目が離せない。

2017年4月10日月曜日

生活や事業を軽薄短小化する最終局面に至る

断捨離、持たない生活、シンプルライフ、ミニマムライフ、極限まで削減する生活、といった言葉を見るようになって10年くらい経った。節約節制に繋がる考え方で、侘び寂びといった日本の文化に回帰する側面もあって、更に景気の後退から若者が経済社会の諸事情から離れると言われて未だに支持された考え方として根付いている。この視点から生活や事業を改良改善していくときに、恐らく最終局面に残るものは、携帯電話、手帳、財布、労働時間、人間関係、体重ではないかと思われる。この志向のある者たちへの革新はこれらの分野に絞られてくる。

2017年4月7日金曜日

過去を振り返れば前に進めない、今日の問題は明日考えよう

弁護人らの見通しが非常に甘く、無罪の主張にこだわるあまり、最も悩ましい量刑に関する適切な弁護がなかったと裁判官に指摘されたタリウム事件の無期懲役判決が不服として恐らく同じ弁護人らで控訴されたとの報道がある。控訴した場合にどれほどの確率で量刑が変更されるのか、どのような事情が加わるのか、という問題があるが、控訴されない可能性もあったこと、棄却される可能性もあることを考えると、事実上、三審制を否定するもので、裁判官が指摘された通り、何故、量刑の主張をされなかったのか、という問題が残る。それが仮に責任能力の主張と相容れないからというのであっても、裁判官や裁判員は、無罪と量刑が両立しないことは素人でも明らかなところであろうから、二段階を峻別して検討されているだろう。そうすると、無罪の主張にこだわったというのは被告人がその主張に固執したのでない限り、被告人を危険に晒す可能性があるのではないかと思われる。そして、判決で責任能力は認められたので今度は控訴で量刑を主張する、というのでは、では、先の主張は何だったのか、という一貫性を失わせることになり、控訴した後の主張の信用性を低下させかねず、これが被告人を危険に晒す可能性がある。最初から、まずは無罪の主張をして、恐らく有罪で量刑が決まったら控訴して、その量刑を軽減する主張をする、という方針ならば、最初から裁判官や裁判員を信用していないと思われても仕方がなく、この、自分には全く責任がないけれども判決で責任があるというので反省するから刑罰を軽くして、という態度は、全て被告人が消極的に控訴の量刑として負担するのである。 映GONEWITHTHEWINDで、スカーレットが、過ぎたことを考えても仕方がない、明日考えよう、といったシーンを思い出したが、このようなハングリー精神は、戦時下で生死に彷徨う時代ならまだしも、刑事裁判には置き換えられないだろう。

2017年4月5日水曜日

言葉の花びらが散りゆく背景に真実の青空が拡がる

宇多田ヒカルさんが、どんな言葉並べても、真実にはならないから(花束を君に)、と歌えば、椎名林檎さんは、写真機は要らないわ、五感を持ってお出で(閃光少女)と歌う。本当のことを知りたいと思った時に、例えば検索をして言語を媒介した途端に言語による切り取られた制約が加わり、更に言語を発する側による恣意や作為が加わって真実には至らなくなる。それは写真機や映写機においても、映像や音を捉える時の視点や角度で欠落が避けられないことと似ている。映画アウトオブアフリカ(愛と哀しみの果て)で、小説家がアフリカの大地で農場を拓く時の計画と実行のズレやアフリカの大自然や友情や愛情を言葉で表現しようとするときの限界、例え、現地の子供達に英語を教えても彼らは明日の生活ではなく今日の生活を考える(既に英語の要らない生活をしている)という現地が支配するテーゼに晒されるシーンに現れる。するともう言葉に頼らずに五感をもってその場に行くしか真実には触れられず、それを言葉にして第三者に伝える時点で嘘になる、という宿命に至り、誰も真実には至らないという帰結に至る。ここで表現者に問われる誠実さとは表現者が是とするバランス感覚、対立軸をみて反対側からも観てみる、そして中立的立場の支点を何処に置くのか、その支点がずれてくる場合に正直にそれを告白することであろう。

2017年4月4日火曜日

都市と田舎の対立軸から見世物小屋に向かう

自ら長年学校という箱の中で教育を受けて、受験という競争や成績をもって得た経験は、ある利益を得る為には自らをある拘束下に置かなければならないという見えざる自己暗示となって、仮に自身に専門知識や技能がなければ雇用契約という拘束をもって自身の時間を売るという判断に至る。それは海岸で、ヤドカリが次の貝殻を探すのに似ている。この貝殻が海岸ではなく都市にあるというのであれば、ヤドカリに例えられる者にとっては皆都市に向かうという誘引となり、都市に特有の荒波に呑まれることに繋がるし、その貝殻が都市の賃貸不動産というのであれば、貝殻は月収の30パーセントを占めることもあり、ヤドカリに例えられる者は、都市で、賃金労働と賃料支払のサンドイッチにされてストレスを抱えて消耗するかもしれない。それは毎年25000人、20代の死因の最大原因である自死を引き起こす都市の病となる。都心の電車は毎日のように人身事故でダイヤが乱れるように。ではこのような都市生活者のサンドイッチ生活による消耗を煽って田舎生活をするか、というと、例えば小学校受験の教育機会を比較すれば明らかなように、田舎ではこのような機会は圧倒的な遅れを見せていて、子供の教育機会における情報格差は年少児に最大の潜在的格差を齎す可能性がある。即ち、都市生活に伴う消耗は田舎生活で解決するが世代間の格差は解決しない為に説得力に欠ける。このような視点で田舎暮らしが楽であるというのは、仮にそれがブログやユーチューブなどでのアクセス数稼ぎという目的であれば自身を見世物小屋の拘束下に置くことを意味し、その本質的な構図はもはや先の自己暗示と同じであろう。

2017年4月2日日曜日

原発事業のお陰で半導体事業は売りに出せる

東芝が原発事業の失敗で半導体事業を分割会社にして売却するようで2兆円超えの応札もあったようである。ソフトバンクがアームを買収するようにIOTなど成長余力が応札価格を上げている。しかし実体は過酷な競争に晒されながら勝ってこその黒字であって中途半端な投資では儲からない市場であろう。事業間損益を差し引きして半導体事業の黒字を原発事業の投資で消せることが両立する理由であるから差し引き1兆円の資金が残るのであれば売るには絶好の機会となる。旧来事業に関わる雇用を経営者から末端まで、社屋や事業資産をできる限り付合させて売り、限りなく資金だけが残る会社にすれば、優秀な投資主体が株の買いに入ると思われる。1兆円あれば遺伝解析、人口知能とブレンマシンインターフェースを融合する事業、家畜を利用するIPS臓器プラント、現時点であれば半導体を凌駕する事業への投資に充分な金額となる。東芝の置かれた状態を推察して、映画、誰がために鐘は鳴るで、恋人同士が生命の危機に晒されて愛する者(イングリッドバーグマン)を救うために別れを決断する、結果、自身(ゲイリークーパー)は意味を失った使命の末に戦場に残り、愛する者は信用ならない者と信用なる仲間に委ねるラストシーンを思い出した。