2016年2月27日土曜日
資産整理
公売や競売や不動産業者からの債務整理に伴う資産整理絡みで不動産を取得する場合に、事業資金で買って貸す、賃料で買って貸すを繰り返すと、事業経費や生活費を超える時点がシフトチェンジする感覚になり、労働収入によるスタイルよりも資産収入によるスタイル、資金よりも時間が大切になる。すると次第に労働からは足を洗い、注意深く市況や機会を窺うことが重要になる。ここで、暫くして、全て売りに転じて売れるものから資産を売却し、より少ない資産で同じ賃料を得るように資産整理をする。これまで、350万円で区分所有建物で家賃4万5000円を得ていたところを売ってしまい、150万円で戸建てを買って月3万円で貸す、というように。資金を200万円手元に置いて、外貨や投資信託を買うなどしながら機会を窺い、機会を喪失しないようにする。不動産はいつ売れるかの保証はないので、市場に触れさせて売れるものから売る。振り幅をコンパクトなスイングに変えていくことが重要となる。ここで担保設定と銀行融資を得て金利と賃料の差を利用して賃料で借入を弁済させたいとの誘惑に駆られるが、レバレッジを効かせる方法はおすすめできない。銀行などの金融機関とは一切関わらない方が良い。あくまで、流動性の高い証券や現金を手持ちして、機会があれば速やかに自己資本で対応する。融資を受ける時間はなく、売却するにも承諾が必要になり、担当者は金融の専門家ぶって他人の通帳を覗いて無駄なことをさせて肝心な場面で最大の敵になる。これまで連帯保証人を数万人単位で自殺に追い込んでいると言われている。
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