公売や競売で落札した土地建物は物理関係、契約関係、権利関係を整理して賃貸借契約を結び家賃や地代を得る。これまで、買い受けたり落札した物件を売却したことはなかったが、昨年区分所有建物を売却し、本年も区分所有建物を売却する。いずれも利回り12パーセント程度なので売却しない方向もあるが現在の市況は天井と思われることと、これからさらなるデフレーションに回帰すると思われるので、売れるものから売っておきたいという判断がある。日銀は、ゼロ金利からマイナス金利という量的緩和政策を採り、更に年金積立金を株式市場に供給してETFなどを買い支えている。この5年間は、不動産投資よりも株式市場への投資信託、インデックスファンドに投資した方が一般的にはパフォーマンスが良かったので、逆に、公売や競売での落札は容易だった可能性が高い。現在では、公売や競売で供給される不動産は減少しているようで、良い物件は少なくなりつつある。住宅ローンの金利はこれから低下するので、金を借りて投資するか、逆に、金を借りて貰って不動産を買って貰う方向、特に不動産を売却する方向を原則で考えている。
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