2018年2月13日火曜日

映画俳優が、元妻女優のボートによる不審死の重要参考人として再捜査を受けた。

ボート上で口論となった妻が感情に任せて別のゴムボートを出したところ亡くなったというような可能性はあり得ることで、その経緯で口論となった元夫が映画俳優であることが相まって疑われるのが嫌でその経緯を知る者に口外するなと言うのもある得ることだと思う。浮気を疑うとして口論と殺害にはひとつハードルがあってそのハードルを越えるには不十分と言える。この報道を聞いて、ヒッチコックのレベッカのストーリーに似ていると思った。レベッカでは、元妻と夫が口論になった際に元妻が頭を打って死亡したことからその遺体をボートに乗せて沈めた秘密が殺害の疑いに発展する。この口論の際に事故死する、という確率があり得そうにない、ということが、第三者の目撃がないために、逆に、こんな状況で死んで貰ったら自身が疑われる、と判断し、殺害していない死体を遺棄をするという犯罪に至らせる。そのストーリーで疑いが晴れるにはもうひとつ元妻の病気という秘密があったという組み込みに組み込みを重ねる構造だった。

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