2018年3月2日金曜日

パソコン亡国論

Windows95が登場する前はパソコンといってもDOSVが限界で専ら文豪などのワープロが主体でオフコンは会計や請求で使われていた。95年以降に事務所全体にパソコンが配置され、文書や図表の作成が仕事の一部を占めるようになり、インターネットの普及で通信に関わる文書作成や送信が仕事の一部になった。その結果、パソコンに向かえば仕事をしていることになるという思い込みに至りやすくなるが、実際の収益はテキストの一部で発生するかもしれないが殆どはテキスト外、パソコン外、事務所外で生み出されている。結局、パソコンに関わる時間が増えるほどホワイトカラーの生産性は低下して、その存在自体が事業全体の生産性を低下させる。テキスト化するほど他人が読む時間を奪って全体効率を下げる。文書量は成果において分母になる。商品やブランド数を減らせばより少ない文字数にでき、より少ない文書量で成果を出す可能性がある。95年以降に社会に出た世代の勘違いが甚だしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿