数年前、公売で、ホテルの区分所有建物の共有持分を150万円程度で落札し年間10万円程度の賃料を得ることになった。これは賃借した土地上にホテルを建てて客室を区分所有権として分譲し、区分所有者が管理組合を組成してホテル事業者に貸し、ホテル収入から地代を支払って
区分所有建物の賃料を定期的に改定しながら年数回に分けて分配するというスキームである。賃貸借契約が期間満了後に更新されるのかというリスクや譲渡したい場合に売却先が確保されているのかというイグジットのリスクがある。定期的にその地域を訪れる場合には宿泊費を賃料収入で賄えるためメリットがあるかもしれない。
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