2020年6月14日日曜日

コロナ危機から抜け出しつつ

コロナショックで資本、労働、土地の動きが停止したため投資、売上、賃金、消費という資金が部分的に循環していない。ミクロ経済では貨幣価値が上昇、売れない商品の物価が局地的に下落又は売れ残りデフレ、マクロ経済では資金供給又はその見込みからインフレ兆候、この結果を取り込んで株価は高騰するもサービスが機能を半減して価格は実質下落する。店舗型経営では客数と客単価が双方半減し得るので感染防止のために客席を半減しても対応は維持できる。売上が25パーセント前後になれば原価率や固定費率によっては赤字になり得るが営業を停止しなければギリギリ固定費を賄える可能性があるため営業を継続する。ここで客単価と客数が減少したにも関わらず客単価又は回転率を上げて売上を増加する思考はあまり意味がない。消費者も収入減に晒されており足元の貨幣価値が倍化しており財布の紐が硬いため、値上げや回転率を上げても売れないと思われる。

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