利潤動機を目的とするコンサルはその実現をもって不要となるためコンサルと目的はそもそもコンフリクトとなる。この矛盾を孕むため、利潤動機を実現させないような無駄な投資をさせる場合がある。これはマルチ商法が権利収入を謳いながら不動産投資をさせないことに繋がる。不動産投資をさせれば顧客の資産が不動産と負債に転換するため商材の購入が控えられるため。同じくコンサルが顧客の商材の値上げを求めるのもその代金がコンサル料に繋がるからである。コンサル料を価格転嫁するだけの設定がなければ自身の食い扶持に困窮する。とすればコンフリクトは価格競争力を失わせる方向に働くのであって利潤動機を実現させないことを意味する。